ページ1:

故郷
当登場人物
母…「私」の住む異郷の地にうつる。
私…二十年ぶりに故郷に帰ってきている。
ホンル…「私」の甥。
ヤンおばさん・・・豆腐屋小町とよばれていた。
ルントウ…「私」の家にいたい人の息子。
・息子。
シュイション・ルントウの五番目の
[「私」が目にした故郷はどんな様子だった?]
鉛色の空の下、わびしい村々が、いささかの活気もなく、あちこちに横たわっていた。
[なんのために帰郷した?]
故郷に別れを告げるため。
[「母は機嫌よかったが、さすがにやるせない表情は隠しきれなかった」とあるが、
①機嫌のよかった理由②やるせない表情だった理由は何が?]
①二十年ぶりに息子が帰ってきたから。
②住み慣れた家を明け渡し、異郷の地に引っこさねばならないから。
[「私の遊び方とは大違いだ」とあるが、ルントウはどんな話をした?]
小鳥を捕る話・貝殻拾いの話・すいかの音の話・跳ね魚の話
[「言いたいことが…口から出なかった」とあるが、言いたいことを言葉に出せなかったのはなぜ?]
ルントウがあまりに変わっていたから。
[「喜びと寂しさの色が顔に現れた」とあるが、ルントウにとって何が①喜びで
どのようなことが②際しさだった?]
①久しぶりに「私」と会えたこと。
②昔の関係とは違うと感じたこと。

ページ2:

[「悲しむべき厚い壁」とは二人の間にある何の違いをたとえている?]
身分や境遇などの違い。
[「はっと胸をつかれた」のはなぜ?]
昔の「私」がルントウを慕ったように、ホンルはシュイションを慕っているが、
いつか現在の私とルンドウのように隔たるのではないかと思ったから。
[「私の望むものは手に入りにくいだけだ」とあるが、「私」はだれがどうすることを望んでいる?]
若い世代が、新しい生活をもつこと。
[「もともと地上には道はない。歩く人が多くなれば、それが逆になるのだ」とあるが、
作者は何を言おうとしているか?」
一人では難しくても、同じ希望をもつ人が多くなれば自然と希望が
実現するということ。