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【基本問題26
抗体の構造】 右図を参考として,次の各問いに答えよ。
抗体は免疫( 1 ) と呼ばれるタンパク質に分類され, H 鎖 (重鎖) と呼
ばれる大きな(2) と, L鎖 (軽鎖) と呼ばれる小さな (2)からなる。
L鎖はH鎖のアミノ末端側で対をつくり, 2本の(2) は(3)連結
されている。 各H鎖も、ほぼ中央で( 3 )により連結しており, 抗体分
子はちょうどY字型をしている。 H鎖L鎖対の( 4 ) 末端側は、抗原
と結合する部位であり,そのアミノ酸配列は多様であることから,抗体
の ( 5 ) と呼ばれている。 一方,H鎖・L鎖対の( 6 )末端側のアミノ
酸配列は,抗体間で差異がないことから, ( 7 )と呼ばれている。
問1. 文中の
ア. グロブリン
キ可部
オ S-S 結合
間 2. 未分化な B 細胞には, 抗体の可変部をつくる遺伝子の
断片が多数あり, V, D, J の領域に分かれて存在する。 B 細
胞に分化する間に、H鎖の遺伝子ではV, D, J領域のそれぞ
れから, L鎖の遺伝子ではH鎖とは異なる V, J領域のそれ
ぞれから断片が1つずつ選ばれて連結,再編成される。 右表
は,未分化なB細胞における, 抗体の可変部をコードする遺
伝子の断片数を示している。 B 細胞に分化したとき, 遺伝子
の再構成によって何通りの抗体が産生されるか。
間1-1 ア
2
イ
3 オウ
PH2 (652400 通り H→51×27×6=8262
L→40×5=200
に適する語を次のア~キのなかからそれぞれ選び, 記号で答えよ。
ウ.アミノ
カルボキシ
イ. ポリペプチド
力.定常部
AUL
5
For
遺伝子の領域
可変部
キ
V
IFF v
D
J
抗体の基本構造
I
8262×200
=1652400
アミノ末端
( N 末端) 側
遺伝子の断片数
H鎖
L鎖
51
27
カルボキシ
末端
(C末端) 側
6
7
カンパク所V
40
0
5
to