4 中和
→教科書 p.42~44・ 本誌 p.10
実験① うすい塩酸を, 4個のビーカーA~D にそれぞれ10cmずつとり,
BTB溶液を数滴ずつ加えた。 次に, うすい水酸化ナトリウム水溶液を,
ビーカーB~Dにそれぞれ4,8, 12cmずつ加えて水溶液の色の変化を
観察した。 表は, その結果をまとめたものである。
ビーカー
うすい塩酸 (cm3)
うすい水酸化ナトリウム水溶液(cm3)
反応後の水溶液の色
A
10
0
黄色
液
うすい水酸化バリウム
B
10
4
黄色
実験② 図のような装置を用いて, うすい
硫酸にうすい水酸化バリウム水溶液を中
性になるまで少しずつ加えていき, 豆電
球の明るさを観察した。
(愛媛改)
(1) 実験①のビーカーA~Dのうち、水溶
液中に存在する水素イオンの数が最も多水
いものはどれか。
(2) 実験①で使用したうすい塩酸4cm²をビーカーDの水溶液に加えた。
この水溶液を中性にするためには, 実験①で使用したうすい塩酸, うすい
水酸化ナトリウム水溶液のうち、どちらを何cm3加えればよいか。
(3) 実験①で中和によってできる塩は何か。 化学式で書きなさい。
(4) 記述実験②で、豆電球は、最初は明るく点灯していたが,しだいに暗
くなり消えた。 その理由を, 生じる塩の性質に着目し, 「イオン」 という語
を用いて, 「水溶液中に」 という書き出しに続けて簡単に書きなさい。
ム
C
10
8
緑色
電源装置
10
12
青色
DEL
豆電球
ステンレス電極
うすい硫酸