2 地震の状況を表すものとして、 「震度」や「マグニチュード」の2つ
が広く使われている 「震度」は揺れの強さを、 「マグニチュード」は
震源エネルギーを表す指標である。
このうち、 「マグニチュード」は地震そのもののエネルギーを表す値
で、震源からの距離には関係ない。 地震どうしやその他の現象との比較
をすることに有効である。
3 F
校
布
ここでは、 「マグニチュード」 をMと表し、エネルギーをE(単位は
ジュール)と表す。 このMとEは
10g10E=4.8 + 1.5M
の関係式で表されることが知られている。 この関係式を利用して、次の
各問いに答えなさい。
(1) 2024年1月に起きた能登半島地震では断続的に複数回の地震が起き
た。その中で最大のものはマグニチュード7.6であったと発表されてい
る。この地震のエネルギーとして、最も適当なものを下記の① ~ ④ の中
から選び、下記の解答欄に番号で答えなさい。
(4点)
① 1.6×1014 ② 1.6 x 1015 ③ 1.6 x 1016
④ 1.6 x 1017
(6点)
(3) マグニチュードが1だけ大きくなると、地震のエネルギーはおよそ
何倍になるか。 常用対数表を参考に整数で答えなさい。
(2) マグニチュードが2だけ大きくなると、地震のエネルギーは何倍に
なるか。
(6)
(4) 1945年に広島に投下された原爆のエネルギーは5.4×1013 ジュール
であったと言われている。 これは、マグニチュード何相当の地震のエネ
ルギーに最も近いか。 最も適当なものを選び、 記号で答えなさい。
①マグニチュード2
② マグニチュード 4
③ マグニチュード6
④ マグニチュード8
(4点