5.
次の①~⑧記述は、いろいろな生物のいろいろな形質について、交雑実験をしたり、自然界での交雑を調
べたりした結果を述べている。 ①〜⑧のそれぞれの記述に最も関係が深い語を下のア〜タから1つ選び、記
号で答えよ。
① スイートピーで、紫花・長花粉と赤花・丸花粉を交雑すると、Fiは全部紫花・長花粉であり、F2では紫
花・長花粉と赤花 ・ 丸花粉が 3:1に分離する。
②①の交雑のFより多く調べると、紫花・長花粉、赤花・丸花粉のほかに紫花・丸花粉と赤花 ・ 長花粉の株
もあり、それらの比は22664 :17:17であった。
③ スイートピーで、系統が違う2つの白花品種を交雑すると、 Fiは全部紫色の花をつけ、F2では紫花と白花
の株が 9 : 7 に分離することがある。
④ナズナで、果実がウチワ形のものと、ヤリ形のものを交雑すると、 Fiは全部ウチワ形になり、F2ではウチ
ワ形とヤリ形の株が15:1に分離する。
⑤ ショウジョウバエで赤眼の雌と白眼の雄を交雑すると、 Fiは雌雄とも全部赤眼になる。 F2では雌は全部赤
眼になり、雄では赤眼と白眼が1:1に分離する。 一方、白眼の雌と赤眼の雄の交雑では、F」の雌は全部
赤眼、雄は全部白眼になり、 F2では雌雄とも赤眼と白眼が1:1に分離する。
⑥ カイコで、黄まゆと白まゆを交雑すると、F」は全部黄まゆになり、F2では黄まゆと白まゆが3:1に分離
するが、この親の黄まゆを別系統の白まゆと交雑すると、 Fiは全部白まゆになり、 F2では黄まゆと白まゆ
3:13に分離することがある。
⑦ハツカネズミで、毛色が黄色のものどうしを交配すると、 Fiで黄色のものと灰褐色のものが2:1の比で
生まれる。
⑧ヒトで、 血液型がA型とB型の両親からA、B、 AB、 0の全部の型の子供が産まれることはあるが、 AB型
とO型の両親からはAB型の子供が産まれることはない。
イ. 分離の法則
ク 細胞質遺伝
ア. 優性の法則
キ . 伴性遺伝
複対立遺伝子 致死遺伝子
独立の法則
ケ.二遺伝子雑種
ソ . 突然変異
エ.不完全優性
同義遺伝子
タ 組換え
オ連鎖
カ 限性遺伝
大抑制遺伝子 補足遺伝子