次の文中の空欄に入る適切なものを解答群から選べ。 ただし, 異なる番号の空欄に
g140 花器官形成と遺伝子
の文中の空欄に入る適切なものを解答群から選べ。 ただし, 異なる番号の空欄に
同じものを繰り返し選んでもよい。
Tに示しているように,正常なシロイヌナズナの花において, がく, 花弁, おし
べは、この順で外から内に向かって同心円状に配置している。 それぞれの部
ぶ形成される領域を外から順に領域1,領域 2, 領域3, 領域4とする。正常な花
の形成には調節遺伝子(A, B, C)のそれぞれが隣接する2つの領域で発現することが
それらの劣性対立遺伝子のホモ接合体(aaBBCC, AA66CC, AABBcc)における花の
形成を観察した結果から明らかにされている。その結果を表Iに示している。
表Iのデータから, 正常な花の各部分の形成に必要な遺伝子あるいは遺伝子の組み
合わせは,がくについては( a ), 花弁については( b ), おしべについては
( c ), めしべについては( d )であることが明らかになる。同様に,花の形成過
程で遺伝子 Aが発現するのは野生型の植物体では( e ),遺伝子型 AA66CCの植
物体では( f ), 遺伝子型 AABBcc の植物体では( g )であることがわかる。
Chapter
がく
花弁
領域
遺伝子型
-領域1
1
2
3
4
AABBCCがく花弁|おしべめしべ
おしべ
aaBBCC めしべおしべ|おしべめしべ
領域2
AA66CC |がくがくめしべ めしべ
領域3
めしべ
AABBcc | がく花弁花弁がく
領域4
表I
図I
(a )~( d )に対する解答群
0 遺伝子 Aのみ
② 遺伝子 Bのみ
3 遺伝子Cのみ
の遺伝子Aと遺伝子 B ⑤ 遺伝子 A と遺伝子C ⑥ 遺伝子Bと遺伝子 C
e )~( g )に対する解答群
0 領域1のみ
3 領域3のみ
④ 領域4のみ
⑤ 領域1と領域2
8 領域2と領域3
② 領域2のみ
6 領域1と領域3
9 領域3と領域4
⑦ 領域1と領域4
0 全領域
11 植物の生殖と発生 165