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文の要素の移動
(12
SVC→CVSの移動 ①
[What happened (to his life) (during his school days) is
S
V
strikingly evident (from his academic records). (Not so striking
C
M
(but) (of equal significance), are the changes (in his attitude
C2
(toward his friends)).
日本語訳例
V
書かれているので、既知のものと見なして (1) で訳します。
に対しては (1) 未知のものに対しては (2) で訳します。 本間では 「明白である」と
2. SVC CVSの倒置
「倒置される理由は、大きく分けて次の2種類です。
✓
(1) 情報の流れの円滑化: 前の文で既に述べた情報 [旧情報] を文頭に置き、新た
な情報 [新情報] を後ろに置く
(2)文バランスの整序 主語が長い場合に,その主語を文の末尾に置く
本間では,第1文で strikingly evident 「極めて明白」 だと言っておいて,それを受け
分が既に述べた情報(=旧情報) と関わっているわけです。 そして一番言いたいのは、
て not so striking 「それほど顕著ではないが」 と言っています。 つまり striking の部
the changes in ... 以下です。 これが新情報です。 文の構造は次のとおりです。 but が並
学生時代に彼の生活に起きたことは,彼の学業成績から極めて明白である。 それほ
列しているものに注意をしてください。
(C₁)
2
ど顕著ではないが,同じくらいに重要なのは、 彼の友達への態度における変化であ
る。
3
※ この文での his life の訳として 「彼の人生」 は大げさすぎます。
※2
strikingly evident の訳は 「著しく [非常に] 明らか」 でも可です。
3not so ~を「とても~ではない」とする訳は避けましょう。 soの訳漏れにも気をつけてく
ださい。
英文分析
A, but B, のコンマの打ち方にも注意してください。
1. what の訳し方 ✓
what の訳し方には、次の2つがあります。
(1) 関係代名詞「〜なこと」と訳す場合
(2) 疑問代名詞「何が [] ~」 と訳す場合
日本
(1)と(2)には形の違いはないので,文脈で判断するしかありません。 既知のもの
Not so striking,
@but
of equal significance, (C2)
are (V) the changes in... (S).
なお A, and [but] B, X の形は,Xが共通関係となる要素であることを示すためです。
3.《 of + 抽象名詞》が形容詞句の働きをする✓
前置詞+名詞》は、普通副詞句を作り、名詞の直後では形容句の可能性がある」
が原則です。ところが,S+ be+of+名詞の形では, 《 of+抽象名詞》が形容句の
働きをします。一種の例外と考えてもいいでしょう。 この of は(~な性質を持つ
の意味を持つと考えてください。代表的なものは「重要性 有用性」を表す名詞
です。 of great importance は very important より文語的な言い方です。
【例1 This method is of great importance [of value / of use].
「このやり方は極めて重要だ [価値がある / 役に立つ]」
り方は極めて重要だ、価値
例2 Tom is (of) the same age [size].
「トムは同じ年齢 [大きさ] だ」
「年齢サイズ」の場合 例2 のように of が省かれるのが普通です。 なお, of late
最近 of necessity 必然的に all of a sudden突などは,例外的に副詞句を
作りますから注意してください。
本問では, of equal significance が 「同じくらい重要だ」 の意味の形容詞句です。