-
"
文法 歴史的仮名
ていた。
一匹のねずみが、
何度
ねずみの談合
があると提案したが、実現しなかった。
+
あの
をわきまえずに考えを口にす
相談
ねずみの大勢集まり談合しけるは、「いつも、かの猫といふいたづら者に捕らるる時、千度悔
ると恥をかくものである。
ひても、その詮なし。 かの猫、声を立てるか、足音でもすれば、かねて用心して、捕られぬ覚悟
どうしたらよいだろうか
その甲斐がない
もするなれども、密かに近寄りて来るゆゑ、折々油断して捕らるるなり。いかにせば良からん」
まめまめ古典常識
と言ひければ、一つのねずみ、進み出でて申けるは、「それには何より良き手段あり。 かの猫の
首へ鈴を付け置かば、たとへ足音はせずとも、こなたに油断はあるまじ」と言ふにぞ、皆々、「も5
十二支では、ねずみを「子」と書
きます。昔は一日を二時間ずつに
等分し、十二支を順にあてて時刻
を表しました。 起
点となる「子の刻」
は午前0時をはさ
む二時間でした。
SAFEA
ただの一匹も
つとも然るべし」と言ひけるが、大勢のねずみの中より、誰あつて、「猫の首へ鈴を付けに行かう」
と言ふ者なければ、つひに、その談合は止みにける。
に等しく、つひには
れうけん
そのごとく、人も後先の勘弁なく、 了簡ありげに口をたたく者は、
考え
優先をわきまえず
問「真夜中」を表す表現として、
「□三つ時」という言葉が今も残っ
ています。□にあてはまる漢字一
字を右図から選びなさい。 (5点)
そのように
恥をかくものなれば、「口は禍の門」と思ふべし。
文法を確認する
問五内容 —線③の口語訳として最も適当なものはどれですか。 次から選
びなさい
問一文法 線a「いたづら」b 「ゆゑ」「行かう」の読み方を、すべて現代
仮名遣いに直してひらがなで書きなさい。
(7点)
(5点×3)
ア こちらが油断するにちがいない。
b
こちらが油断することはないだろう。
ウこちらが油断してしまうだろう。
あちらが油断するからであろう。
次の語を現代仮名遣いに直しなさい。
オあちらに油断してほしい。
けふ
(今日)
付きうし
問六 内容 線④のようになったのはなぜですか。 その理由を述べている
部分を本文中から三十字以内で抜き出し、最初と最後の三字を書きなさい。
(答)
(草子)
(叔父)
-~~線部「然るべし」の意味を次から選びなさい。
ア 自然だ
大変だ
そうするべきだ エ恐れるはずだ
「立派だ
問七文脈にあてはまる言葉を次から選びなさい。
ウ 足音
省略された部分を補って書く
ねずみ
H S
主語
線①とありますが、なぜ「油断してつかまる」のですか。
イかの猫
オ 談合
(7点)
を補って十五字以内で書きなさい。
全体を読み通す力をつける
一線②とはどうすることですか。「...こと。」に続くように十字以
内で書きなさい。
問八主題 ―線⑤とありますが、「口は禍の門」とはどのような教えと言
えますか。 最も適当なものを次から選びなさい。
ア おしゃべりは好ましくない。
言ったもの勝ちである。
ウ 言葉はつつしむべきである。
こと。
エ沈黙がいちばんの解決策である。
オ話し合いは効果的な解決策である。
を見つけ、やがて美しく成長したかぐや姫は、
本体 P6~P7
古典■一
表
EI
問三内
問四内容
かんべん
2⑥⑥ 本文中では、「来とぶらひ
合動詞の形になってい
載っていない
は何か、
98+
O
まみる
(参る)
④をぢ
(5点×4)
(6点)
出典
の貴公子の求婚を退けて月の世界に帰つ
アにも富み、登場人物の生当
土
歴史的仮名遣い
5
古典 1
古典Ⅰ