(1) 生活と貿易
人々の生活は、各国間の貿易(
日本の貿易相手国
(2) 国際分業
各国は自国に有利な生産物を重点的に生産し, 貿
易を通じて相互に補完し合っている。 分業の形態とし
て, 先進国間や発展途上国間で行われる [2垂直)
分業と, 主に先進国と発展途上国間で行われる
[水平分業がある。
※タイや中国のように, 工業化が進んだ 〔新興〕
国が工業製品の生産 輸出国として台頭し, 先進国
と発展途上国間の貿易も、互いに工業製品を輸出し
合う [2]分業に移行している。
(3) 分業における問題点
(8
• (²
か。 また、その要因は
によって支えられている。
資料 垂直分業と水平分
【水平分
工業製
先進国
(農作物・工業原料)
一次産品
【垂直分業】
工業製品
一次産品
発展途上国 【水平分業
一次産品
[] : 先進国と発展途上国間の貿易によって生じる経済格差。
[] : 工業化が進んだ〔 〕 国や, 石油などの有益な資源を保有する
が進まず, 主要な資源ももたない後発開発途上国 (LDC)との間
[] : 貿易収支の不均衡が生み出す, 貿易に関する関係国間の利害対
1980年代における日本・アメリカ間のものが代表的。