〔電流]電熱線X,Yを使って回路をつくり,
電源装置で,電熱線に加える電圧を変え, 回路を流
れる電流の大きさを測定する実験を行った。 図1の
ように、電熱線Xについて実験を行った後, 電熱線
Xを電熱線Yに変えて実験を行い,その結果を下の
表にまとめた。次に, 図 2, 図3のように, それぞ
図1 電源装置
[
電熱線 Y
電熱線
ウ
図3
0.60円
+
P
13
スイッチ
回路と電流の問題
.
直列回路 並列回路における電
ア
流・電圧・抵抗を求める。
れ直列回路,並列回路をつく
え、回路に電流を流した。 次
の問いに答えなさい。
り,電熱線に加える電圧を変 電流 X
電圧[V] 0 2.0
[A]
Y
図 2
0.10 0.20 0.30 0.40 0.50 0.60
4.0 6.0 8.0 10.0 12.0
0.05 0.10 0.15 0.20 0.25 0.30
(1) 図1の回路で,電流
計の+端子はどれか。
電熱 Y
ア~エから選べ。
電熱線 Y
www.
20-221
電熱線 X
S
[
]
4.0
030
6.0
602
(2) 電熱線X,Yの抵抗はそれぞれ何Ωか。
0.15
0.10A.
4052
X[
]Y[
関
(3) 図2の回路全体に6.0Vの電圧を加えたとき, 電熱線Xに加わる電圧
[
に
解法のポイント
(1) 電流計は回路に直列につなぎ,
+ 端子は電源の+極側につなぐ。
(2) 抵抗 [Ω]=電圧[V] 電流
[A]
(3) 直列回路では回路全体の抵抗
は各電熱線の抵抗の和になり,
流れる電流の強さはどこも同じ
である。
(4) 並列回路では各電熱線を流れ
る電流の強さの和は回路全体の
電流の強さに等しく, 各電熱線
にかかる電圧の大きさは電源の
電圧に等しい。
JAT
の大きさは何Vか。
(5) 電力の大きさは、電圧の大き
1
さと電流の大きさに比例する。
14 図3の回路で,P点を流れる電流の大きさが0.60A のとき,電熱線Y
を流れる電流の大きさは何Aか。
電圧の大きさが等しいので,回
ち
(TX
[
]
路全体に流れる電流の大きさで
比べればよい。
55
図
(6)電力量は,電力と時間の積で