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「ひきら
筆者は、「徒然草」にどのようなことを書き記すと述べているか。
適切なものを次の中から一つ選び、記号で答えなさい。
ア世の中の無常を考えるきっかけとなる逸話。
イ 人生の教訓となるような昔の有名人の逸話。
ウふと頭に浮かんでは消えるたわいない考え。
筆者が出家してからの毎日の生活の様子。
師の前にて一つをおろかにせんと思はんや。」 (41) の口語
訳として適切なものを次の中から一つ選び、記号で答えなさい。
ア 師匠の前で一本は練習として気楽に射ようと思わないだろうか。
イ師匠の前で愚かにもその一本だけを射ようと思うだろうか。
ウ師匠の前でその一本をいいかげんに射ようと思うだろうか。 い
や、思うはずがない。
師匠の前でその一本を失敗しようと思うだろうか。 いや、思う
はずがない。
4 「師これを知る。」 (472) とあるが、「これ」 の指す内容を具
体的に説明しなさい。
5 「怠の心」 (475)と対照的な内容を、本文中から二十字以
内で二箇所抜き出し、初めと終わりの五字ずつを記しなさい。
古文編
随筆 徒然草
「道をする人、.... 修せんことを期す。」(43) とあるた
そのことにはどのような問題があると筆者は言いたいのか、説明し
なさい。
7 この文章から読み取れる筆者の考えとして適切なものを次の中
から一つ選び、記号で答えなさい。
ア武芸を修めようとする初心者には、気づかないうちに怠け心や
油断が潜んでいる。 これをなくして初めて芸道は上達する。
武芸を修めようとする者には、気づかないうちに怠け心や油断
が潜んでいる。しかし、その道の師匠ほどの人物になれば自分の
怠け心に気づくことができる。
人の心の中には、気づかないうちに怠け心や油断が潜んでいる。
そのため、人は何を学ぶにしても初めのうちはうまくいかない。
エ人の心の中には、気づかないうちに怠け心や油断が潜んでいる。
人はそのことに気づかないので、一瞬一瞬に全力を傾けることは
難しい。
8「怠の心あることを知らんや。」 (45)の線部と同じ意
味のものを次の中から一つ選び、記号で答えなさい。
アただ一度にいらへむも、待ちけるかともぞ思ふとて、(児のそら寝)
いま一声呼ばれていらへむと、児のそら寝)
この道を立てて世にあらむには、(絵仏師良秀)
エ仏だによく書き奉らば、百千の家も出て来なむ。 (絵仏師良秀)