ロ75 体温の調節 両生類やハチュウ類などの変温動物とは異なり,(ア)である鳥類
や哨乳類は,外界の温度が変化しても体温をほぼ一定に保つことができる。寒さによっ
て(ア)の皮膚が寒冷刺激を受けると, (ィ ) のはたらきにより, 皮膚の ウ)
や立毛筋が収縮し,これ以上体温が低下しないように熱の()を抑制する。同時に,
甲状腺からは(オ), (カ)からはアドレナリン, ( キ)からは糖質コルチコイ
ドが分泌され、肝臓の (ダ)や筋収縮が高まり, 熱の(ゲ)が促進される。この
ように,外部環境の変化に対応した生体内における ()の保持は,(ア)の生
理的適応といえる。
(1) 文章中のア~コにあてはまる適当な語句を入れよ。
(2) A 糖質コルチコイドの分泌を直接制御しているホルモンの名称を書け。 また,
そのホルモンを分泌する組織の名称を書け。
糖質コルチコイドの分泌によって, 肝臓におけるクが高まる。その結果,血
中のある物質の濃度が増加する。その物質の名称を書け。
Bで増加した物質の血中濃度を低下させるホルモンは何か。また,そのホル
モンを分泌している臓器 組織 細胞は何か。その名称を書け。
D文章中の下線部の1つの事例が体温調節である。コの保持については体温調
節以外にも多くの事例がある。その2つを答えよ。
(信州大)