この頃,全オリエントを統一して大帝国
れi
ベルシア戦争とアテネ民主政
となったアケメネス朝 (ペルシア』の支配
→ p.23
しょくみん し
に対し、ミレトスを中心としたイオニア地方のギリシア人植民市が反乱をお
これ
こした。これをきっかけに始まったのが,ペルシア戦争である。ペルシアは
前500~前449
反乱を支援したアテネに遠征軍を差し向けたが、民主政によって団結を強め
5
て
たアテネ市民の重装歩理軍は,前490年のマラトンの戦いでペルシア軍をう
ち破った。その後アテネはテミストクレスの指導により海軍を拡充し、前
前524頃~前460頃
e
な
480年のサラミスの海戦では, ギリシア連合軍が彼の指揮のもとペルシアの
に
大軍を再び大敗させた。翌年のプラタイアの戦いでギリシア側の勝利は決定
せんせい
的となり,これによりギリシァ入は,オリエンドの専制支配からポリスの独
由産まもったという自信を深めた。
黒海
ビザンティオン。
セア