10、ある晴れた日の午前11時、 地点Aの気温は16℃、 湿度は50%で
あった。この日、図のように標高0mの地点Aの空気のかたまりが、上昇
して標高1700mの山頂に到達するまでに露点に達して雨を降らせ。山
を越えて反対側の地点Bに吹き下りた。表は気温と飽和水蒸気量の関係を
示したものである。
1700m
地点B
地点A
気温(℃)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
館和水蒸気量(g/m')| 5,2
5,6
6,0
6,4
6,8
7,3
7,8
8,3
8,8
9,4
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
10,0
10,7
11,4
12,1
12,8
13,6
14,5
15,4
16,3
17,3
(1)地点Aの空気のかたまりが露点に達する地点の標高は何mか、また地点Aの空気のかたまりが山頂に達し
たときの温度は何℃か、求めなさい。ただし、 露点に達していない空気のかたまりは、 100m上昇するごとに
温度が0,5℃下がるものとする。
(2)山頂での水蒸気のまま、 空気のかたまりが山を吹き下りてきて地点Bに到達したときの、空気のかたまり
の湿度は何%か、少数第2位を四捨五入して、少数第1位まで求めなさい。 ただし、 空気のかたまりが山頂から
吹き下りるときには雲は消えているものとし、 空気のかたまりは、 100m下降するごとに温度が1℃上がるも
のとする。