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学実験ⅡI 2022 課題 (Firex +
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1 Q
食品学実験Ⅲ 追加課題
問1 あるオレンジジュース 10.0mL を 0.1mol/L水酸化ナトリウム標準液 (力価 F=1.000) で
滴定したところ、 中和に達するまで 10.5mLを要した。 次の各問いに答えなさい。
① このオレンジジュースに含まれる酸のすべてをクエン酸として、適定酸度を求めなさい ( 計算の過程
の含めて答えること。 有効数字も考慮すること)。
② このオレンジジュースには 0.98 g/ 100mLのクエン酸が含まれている。 (1) の滴定酸度の結
果との差について考察しなさい。
(ヒント:「クエン酸以外の酸も含まれている」こととすると、滴定酸度の結果よりクエン酸は少なく
なることになり、説明できない。滴定前のクエン酸溶液のpH は 2.7、オレンジジュースは 4.1
程度であったことをよく考えること。 二酸化炭素などの影響は滴定量が増加する方向の誤差を
生むため、このことの説明にはならない。 滴定酸度で測定したものは何か考えること。 また、 クエ
ン酸量とは、クエン酸のすべての化学種を含むことを考慮すること)
23°C
問2 リンゴペクチンのゲル化について、 なぜ糖度60%程度、PH2.6~3.5 の条件が必要なのか、
それぞれの役割についてゲル化のメカニズムを基に説明しなさい。
「ゲル化の条件」になったから 「ゲル化」するのではなく、 「ゲル化するためにその条件が必要」なのであ
って、 どうしてその条件になるとゲル化が起こるか説明すること。)
問3 うどんの製造実験の際に実施した「小麦のグルテン含量」計測において、次の各問いに答えな
さい。
① 薄力粉 中力粉、強力粉について、たんぱく質含量、性質・特徴、 および主な用途をそれぞれ
100~200 字程度で説明しなさい。
② 各データが次のような場合であったとき、 原料の小麦粉に対する割合はいくらか%で答えなさい。
また、この小麦粉は強力粉、 中力粉、薄力粉のうちいずれに分類されるか。 計算方法、および理
由を含めて説明しなさい。 ただし、 生地製造に用いた原材料の重量はすべて実験通りであったとする。
また、小麦粉のグリアジンとグルテニンの割合は合わせて全タンパク質の 80%程度であることを考慮
すること。
生地採取量: 32.000g、 アルミホイルの風袋 0.125g
生麩の重量 (アルミホイル重量込み): 7.634 g
焼成後の重量 (アルミホイル重量込み) : 2.025g
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