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酸化銀を加熱する実験を行った。あとの問いに答えなさい。
【実験1] 右の図のように,質量
1.00 gの酸化銀を試験管Aに入れ
て気体が発生しなくなるまで加熱
した。加熱後の試験管Aの中の物
質の質量は0.93 gであった。
【実験2] 試験管Aに入れる酸化銀の質量を2.00 g, 3.00 g, 4.00 g に
かえて実験1と同様の実験を行った。加熱後の試験管Aに残った固体
を調べると,酸化銀の質量を 4.00 gにかえて実験を行ったときは,加
熱後の物質の中に酸化銀が一部残っていることがわかった。
右の表は
加熱した酸
48 酸化銀の熱分解
酸化銀、
ガラス管
ヒント
試験管A
トガス
1バーナー
水一!
表から、加熱した。
酸化銀の質量,試験
管Aに残った固体の
質量,発生した気体
の質量にはどんな決
まりがあるかを考え
よう。
T
本書の使
大間の
校で学
問題の
酸化銀の質量(g)
1.00
2.00
3.00
4.00
た,
1.86
2.79
3.79
化銀の質量
と加熱後の
加熱後の試験管Aの中の物質の質量 (g)
0.93
ドバイ
試験管Aの中の物質の質量をまとめたものである。
実験2で,酸化銀の質量を4.00 gで実験を行ったとき, 加熱後の質量3.79
gの物質の中に化学変化でできた物質は何gふくまれているか。
目次
49
遺伝
の数の
優性形質を現す遺伝子をA, 劣性形質を現す遺伝子をaとして,あとの
問いに答えなさい。
[実験1] しわ形の種子をつくる純系のエンドウの花粉を,丸形の種子を
つくる純系のエンドウのめしべにつけて交配すると,子の代の種子はす
べて丸形となった。
(実験2) 実験1で得られた丸形の種子を育て, 自家受粉させると,係の
代の種子は丸形としわ形ができた。
(実験3] 実験2で得られた種子をすべて育て, 自家受粉させると,ひ孫
の代の種子は丸形としわ形ができた。
0 実験2で得られた孫の代の丸形の種子の遺伝子の組み合わせを, 記号
ですべて書きなさい。
2実験2の孫の代にできた丸形の種子としわ形の種子の数の比はどのよ
うになるか。次のア~オから選びなさい。
ア1:1 イ 3:1
03 実験3のひ孫の代にできた丸形の種子としわ形の種子の数の比はどの
ようになるか。②のア~オから選びなさい。
②文字
2
式C
3
4式
ヒント
6因
の2子の遺伝子の組
み合わせ→孫の遺
伝子の組み合わせ
とその数の比を順
に求めよう。
3実験2で得られた
種子をすべて育て
ていることに注意
しよう。
6 因
8) エ
ウ 3:2 エ4:3 オ 5:3
9
50 金星の公転周期
10
2012年に「金星の太陽表面通過」 とよばれる, 地球から見て, 金星が
太陽の前面を横切る現象が日本で観測できた。 次に観測できるのは, およ
そ100年あとの2117年12月上旬である。
「金星の太陽表面通過」が観測できた 2012年の6月から, 次に観測でき
る 2117年の12月までに, 金星は何回公転すると考えられるか。小数第1
位を四捨五入して整数で書きなさい。 ただし, 金星の公転周期は地球の公
転周期の 0.62 倍とする。
ヒント
(13
2012年の6月か
ら 2117 年の 12月
の間は何年か考えて
みよう。
の
3