例題 20 剛体のつり合い
右図のように,質量 M, 長さ2L の一様な棒を水平なあらい床と
垂直ななめらかな壁に立てかける。 棒と床とのなす角をゆっくり小島
さくしていくと,角度が0になったとき棒はすべり始めた。このと
きの満たす条件を求めよ。 ただし、棒と床との間の静止摩擦係
数をμ, 重力加速度の大きさをg とする。
センサー 23
物体のつり合いの条件
Fl+F2+...=0
Fw+Fzy+...=0
解答 棒が床から受ける垂直抗力を N.. 壁か
ら受ける垂直抗力を N2 とする。 角度が0の
とき, 棒が床から受ける摩擦力は最大摩擦力
MN1 なので,水平方向の力のつり合いより,
83 87 90
チ
2L
N2
M+M+・・・=0
Mg
N2-MoN1=0
=0.018
鉛直方向の力のつり合いより
N.1
[m]。
MON₁
N-Mg02
N2 × 2L sind - Mg × Lcosf = 0
N2x2L sinMg Lcos90.... ③
棒の下端のまわりの力のモーメントのつり合いより,
は
NO.
①~③より, tan =
20