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3.
真核生物において, DNA のもつ遺伝情報からのタンパク質の合成は以下のように行われる。
まず,核内において DNA の鋳型鎖から RNA が合成される。この過程を(1 )という。
その後,RNA から( 2 )に対応する領域がスプライシングによって取り除かれることで、
(3 )に対応する領域のみから構成される mRNA となる。 図に示されている遺伝子Yの
ように、真核生物では,スプライシングによって取り除かれる領域が異なると, 1つの遺伝子
から複数種類のmRNA が合成されることがある。これを( 4)という。遺伝子Yの場合,
A~Cの3種類の mRNA が合成され, それぞれの MRNA から異なるアミノ酸配列のタンパ
ク質が合成される。
の
適伝子Y 1
I
TV
A
1 I
口:(2 )に対応する領域
:( 3 )に対応する領域
mRNAくBI
A
I V
C II
遺伝子Y上のO~③の塩基配列(非銃型鎖を示す。)
0:5-CCAACTATGGATTCCCCT-3 @:5-GCCATAAACCGCAGCGGGG-3'
の:5-ACGTAAACACGTCTAGAAC-3
図 造伝子Yおよび mRNA(A~C)の構造(上)と遺伝子Yの部分配列(①~③)(下)
問1.文章中の空欄 ( 1)~( 4 )に当てはまる語を答えよ。
問2遺伝子 Y の①の配列に対応するアミノ酸記列を,下表を参考にして記せ。ただし, ①
の配列には開始コドンが含まれているものとする。
装 MRNA の遺伝暗号表
2番目の塩墨
U
C
A
G
UAU
UGU
UUUフェニルア UCU
ラニン
チロシン
システイン
UUC
UACI
IGC
セリン
UAA
歴止コドン
UAG
|UGA| 終止コドン
fucG|トリプトファン C
UCA
UTA
UUC
ロイシン
UCG
|CAU
ICAC
CGU
ヒスチジン
CUU
CCU
ICUC
C
cUA
COC
ロイシン
プロリン
アルギニン
CCA
CAA
CGA
CCG
CAG
グルタミン
CGG
|CUG
AUU
AUCイソロイシン
AUA
AGU
アスパラギン
AGC
ACU
AAU
セリン
ACC
AAC]
トレオニン
A
AGA
A
アルギニン
G
ACA
ALIGI
メチオニン
リシン
(開始コドン) |ACG|
IGUU
|AGG
|GAUアスパラギGGU
IGGC
JAAGI
|GCU
C
グリシン
A
|GAC ン酸
|GUC
IG
IGUAI
GCC
バリン
アラニン
cCA
IGGA!
IGAA
グルタミン酸
|GAG
IGUG
GCG
IGGG
G