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例題 3 音の干渉
動かし, 波形の振幅の変化を調べよう。
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図のように、 2つのスピーカー A, B が, 同位相
で振動数 1.7 × 102Hzの音を出している。 音の速
さを 3.4 × 102m/s とする。
■ A
3.0m
(1)音の波長 [m] を求めよ。
B
(2) 点Pは,音が強めあう点か, 弱めあう点か。
4.0m
指針 (2) 2つのスピーカーは同位相の音を出すので,距離の差 AP-BP| が 「波長の整数倍」
のときは強めあう点、 「波長の整数倍+半波長」 のときは弱めあう点になる。
解 (1) 「v=fi」 (p.141
(1) 式) より
3.4 × 102 = (1.7 × 102 ) × à よって 1=2.0m
(2) 問題の図より BP = 4.0m
また, 三平方の定理より AP = √3.02 + 4.0° = 5.0m
よって
|AP-BP|=1.0m=14121
ゆえに、点Pでは,スピーカー A, B からの距離の差が 「波長の整数倍
+半波長」になり、 音波が逆位相で重なりあうので、 弱めあう点となる。
類題 3 図のように、2つのスピーカー A,Bが, 逆位相
A
T
で振動数 8.5×10°Hzの音を出している。 音の速
1.0m
B
さを3.4×10m/s とする。 点Pは, 音が強めあ......
2.4m