第4問 (選択問題)(配点20)
(1) 1,2,3,4,5 を並べてn桁の整数をつくる(nは自然数)。これらのn桁の整
数のうち,2または4である位が偶数個ある整数の個数をan,奇数個ある整数の個
数を bm とする。ただし,一個も含まれていない場合は,偶数個含まれていると考え
るものとし、同じ数字を繰り返し用いてもよいものとする。
α1=3, b1=2であり
a2=アイ, b2=| ウエ
である。
次に,(n+1) 桁の整数について考えてみよう。
(n+1) 桁の整数は, n桁の整数の右端に一つ数を付け加えたものと考えることが
できる。例えば, n=3の場合、3桁の整数 123の右端に4を付け加えると, 1234
という4桁の整数をつくることができる。
このことを利用すると
an+1=
である。
bn+1=
=
オ
キ
an+bn
an+
an+
サ
カ bn
が成り立つ。
①,②を同時に満たす数列{an}, {bn}の一般項を求めよう。
①,②の辺々を加えると
an+1+bn+1
ク
ケ(an+bm)
となり,数列{an+bn} は初項 コ
bn
公比
ケ
の等比数列であるから
·②
(数学ⅡⅠ・数学B 第4問は次ページに続く。)