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子の分子量を28, アボガドロ定数を 6.0×1023/mol, 気体定数を 8.3J/ (mol
(1) 窒素分子1個の質量は何kgか。
(2) 7℃における窒素分子の二乗平均速度は何m/sか。 √249 5.0 として計算せよ。
(3) (2) の速さの窒素分子1個が, 容器の壁に垂直に弾性衝突をしてはねかえるとき,
壁に与える力積の大きさは何N・sか。
(4) 窒素分子が,(3)と同じ条件で容器の壁に衝突する。 1.0×10 Pa(1気圧)の圧力が
生じるためには、壁の面積1m²あたりに、毎秒何個の窒素分子が衝突すればよいか。
ヒント (2) 二乗平均速度√は、気体定数をR,絶対温度をT,アボガドロ定数を
例題 39
NA,分子1個の質量をmとして、ア
と表される。
発展例題24 ボイル・シャルルの法則
「発展問題 297
口の開いたフラスコが,気温 〔℃〕, 圧力 p, [Pa] の大気中に放置されている。このフ
ラスコをt〔℃〕までゆっくり温めた。次の各問に答えよ。
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(1) このとき, フラスコ内の空気の圧力はいくらか。
(2) 温度が t〔℃〕 から t〔℃〕になるまでに。 フラスコの外へ逃げた空気の質量は,はじ
めにフラスコ内にあった空気の質量の何倍か。
SKE
指針 一定質量の気体では,圧力か,体積
pV
V, 温度 T の間に, =一定の関係 (ボイル・
シャルルの法則) が成り立つ。 フラスコの外へ逃
げた空気も含めて, この法則を用いて式を立てる。
解説 (1) フラスコは口が開いており,
大気に通じているので, フラスコ内の空気の圧
力は大気圧に等しい。 したがって〔P〕
(2) フラスコの容積をV[m²] とし, 温める前の
[℃], pi [〔P〕,V[m²]のフラスコ内の空気が、
温めた後, t〔℃〕, p [Pa], V'[m²] になったと
する。 ボイル・シャルルの法則の式を立てる
と.
3RT
Nam
DIV
273+t₁
P₁V'
273 + t2
273+t2_
273+t₁
これから, V' = VX
フラスコの外に逃げた空気の体積 ⊿Vは,
t₂-t₁
4V=V'-V=Vx
273+₁
AD
温める前にフラスコ内にあった空気の質量を
m, 外に逃げた空気の質量を⊿m とすると,
4m AV
が成り立ち ,
V'
m
Am
m
VX
VX
-
273+t₁
273+tz
273+t₁
t₂-t₁
273 + t2
倍