12|次の問いに答えなさい。
のまざまな固体の物質を識別するため,次の実験1,2を行った。
どれも白色の粉末である5種類の物質A~Eがある。これらは、 砂糖,デンプン (か
実験1
たくり粉),塩化ナトリウム, 炭酸水素ナトリウム, 炭酸ナトリウムのいずれかである。
LI」 30℃の水100gを入れたビーカーーを5つ用意し、物質A~Eをそれぞれ10gずつ加
え,よくかき混ぜたところ、 A. B, C. Dはすべて溶けたが, Eは溶けなかった。
12』 [1」のあと、A~Dを加えたビーカーにフェノールフタレイン溶液を数滴ずつ加
えたところ,AとCでは赤色に変化したが, BとDでは変化が見られなかった。 こ
のとき、CよりAの方が赤色が濃かった。
13」。1]と[2]の結果からは識別できなかった2種類の物質を, それぞれ燃焼さじに
のせてガスバーナーで加熱したところ,
一方の物質は火がついて燃えたが,もう
一方の物質には火がつかなかった。この結果から, 火がついて燃えた物質は有機物
であると考えた。そこで, この物質が有機物であることを確かめるため, 有機物が
燃焼したときに発生する気体が生じたかどうかを, 下の 内の液体のうちいず
れか1つを用いて調べた。
フェノールフタレイン溶液
蒸留水
ヨウ素液
石灰水
ベネジクト液
実験2 5つの金属の小片P~Tがある。これらは, 表に密度とともに示した金属のいずれ
かであり,P~Tのうち2つは同じ種類の金属でできていることがわかっている。ま
ず,Pの体積をはかるため, メスシリンダーに水を50.0cm入れ, 水中にPを沈めたと
ころ,液面の高さは52.0cmになった。 次に, Pの質量を電子てんびんではかったとこ
ろ,14.30gであった。 さらに, Q~TについてもPと同様の操作を行った。 図は, Q
~Tの測定結果をもとに,それぞれの小片の体積と質量との関係を表したものである。
表
図
50
金属の種類
密度(g/cm°]
R。
アルミニウム
2.70
40
亜鉛
7.13
鉄
7.87
質 30
Qよ
銅
8.96
(g) 20
鉛
11.35
10
1
体積 (cm)