1
n
ポリプ
O
ロピレ
HCI
C
H
29
H
C-N-
I
N
O
繰り返し構造
28
dポリ酢酸ビニルを水酸化ナトリウムNaOH水
溶液で加水分解すると,次のように,酢酸ナトリウム
CH3COONa とポリビニルアルコールが生じる。
+CH2-CH-
O-C-CH3
+ n NaOH
が取
n
ナイ
ポリ酢酸ビニル
ンの
CH2-CH + n CH3COONa
エー
E-
ン
OH
ポリビニルアルコール
加水分解後, NaOH, ポリビニルアルコール,
CH3COONa が存在するが, NaOH (式量 40)と
CH3COONa (式量82) は式量が小さいので半透膜を通
過し, 拡散する。 一方, ポリビニルアルコール (平均分
子量300以上)は, 半透膜を通過できないため, 放置す
ると, 純水側から水溶液 X側に水が浸透し、 右側の液
面が高くなる。
ポリ乳酸を水酸化ナトリウム NaOH水溶液で加水
分解すると,次のように, 乳酸のナトリウム塩が生じ
る。
+O-CH-C+ + "NaOH
to-CH-ot
O 21
n
ポリ乳酸
"HO—CH-COONa
CH3
乳酸ナトリウム (式量112) は, 半透膜を通過し拡散
する。 よって、水溶液 Yには, 半透膜を通過できない
物質は存在しないため、放置しても、左右の液面の高
さに差は生じない。以上より, ⑥が正解である。
29
"