問2 不純物を含む銅試料(試料Xとする) 中の単体の銅の含有量を求めるために,
答えよ。
0.35x²
1000=1.75×10mol
次の操作ⅠIIからなる実験を行った。 この実験に関する下の問い (a~c)に
a
操作Ⅰ 試料X 0.10g をコニカルビーカーにはかりとり, 0.35mol/Lの塩化鉄
(Ⅲ) FeCl3 水溶液50mL を加えてよくかき混ぜた。 このとき, 次の式 ( 1 ) で表
される反応が起こり,試料X中の単体の銅は完全に溶解した。
14.5×10
Cu + 2 Fe3+ -
全1.75×10mol
17.5×10²3.0x10²²)×1/2=7.2490-3715
操作ⅡI操作Iに続いて, コニカルビーカーに硫酸マンガン(II) MnSO4 水溶
液と希硫酸を加えた後,ビュレットから 0.020 mol/Lの過マンガン酸カリウ
ムKMnO4水溶液を滴下したところ, 30mL加えたところで滴下した水溶液
の赤紫色が消えなくなったので, 滴定の終点とした。 この滴定において,終
点までに次の式(2) で表される反応が完結する。
0.02×6.0×10mol
175
Cu²+ + 2Fe2+
①
(2
③
MnO4 + 5 Fe ² + + 8H + -
6.0×10ml
→ 3.0x10mol
注意操作ⅠⅡIでは,式(1) (2) 以外の反応は起こらなかった。 なお, MnSO4
は,塩化物イオン CI が MnO4と反応することを防ぐはたらきをもつ。
(4)
2+
→
第5回
式 (1) の反応の酸化剤
銅
銅
塩化鉄(ⅢI)
塩化鉄(Ⅲ)
Mn²+ + 5 Fe3+ + 4H2O
式 (1) (2) の反応において, 酸化剤としてはたらいている物質の組合せとし
て最も適当なものを、次の①~④のうちから一つ選べ。 15
(1)
式 (2) の反応の酸化剤
過マンガン酸カリウム
塩化鉄(ⅡI)
過マンガン酸カリウム
塩化鉄(ⅡI)
(2)
7.2
214.5
S