(4) 酢酸緩衝液の理論的な pH 値は、次式 (一般に、 Henderson-Haselbalch
equation : ヘンダーソン・ハッセルバルク の式と呼ばれる) で計算できる。
0 [cg,COo7]
上2 [CCOOi|
ただし、 pKa : 酢酸の酸解離定数
[CH。COOH] : 酢酸の濃度
[CH。COO] : 酢酸ナトリウムの濃度
(4-1) 酢酸の水溶液中における化学平衡を考慮して、 上記の式を誘導
しなさい。 (ヒント : 酢酸の水溶液中における解離は次式で示され
る。この式から平衡定数を導き、上の式と同じくなるように、両
辺の対数をとる。)
C7,CO07+ 万の ーー二 万O'+ C.COO-
(4-2) ヘンダーソツン・ハッセルバルクの式を用いて、0.10 M 酢酸水
溶液 10 mL と 0.10 M 酢酸ナトリウム水溶液 10 mL を混合し
て得られる酢酸緩衝液の pH 値を求めおむさい。また、その値と本
実験で得られた実測値を比較しなさい、
(4-8) (4-2) の酢酸緩衝液に、 0.10 M 水酸化ナトリウム水溶液を
1.0 mL、 3.0 mL、 5.0 mL 加えたときに得られる pH の理論値をへ
@.[以[リ レンダーツン・ハッセルバルクの式を用いて計算 し、本実験で得ら
0 れた実測値と比較しなさい。
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