G
|+QL
R
B
誘電率を
H
平行平板コンデンサーが端子GとHの間に接続されており,端子G'とHの間には電
池と抵抗(抵抗値 R)が直列に接続され,端子G”とH°の間には抵抗(抵抗値 R)が接続さ
れていた(図参照)。コンデンサーの電極AとBの面積はSで,その電極間隔はdである
とする。電極間は真空であり,真空の誘電率をsとする。まず,端子GとHを,端子G'と
Hにそれぞれ接続すると、電流が流れ, 電極 A とBにそれぞれ電荷 +Qと-Qが蓄えら
れ,電極AとBの間の電位差は
となった。
次に,端子GとHから端子G'とH'を, それぞれ切り離したのち,電極Bを固定したま
ま,電極Aを,手をつかって一定の力Fで図の下方にゆっくりとょだけ動かした結果,電
極間隔がdからdーxとなった。このとき、,手がした仕事は
であった。この力Fは電極Aに蓄えられた電荷+Qが、電極Bに蓄えられた電
荷-Qによって生じた電界(強さE)から受ける静電気力と見なすことができる。この電界
の強さどは、電極AとBの間の電界の強さEの5
さらに、電極AとBの間隔を4-xに保ったまま,端子GとHを端子G'とHに,それぞ
れ接続した。このとき,電流が流れ,電極A に潜えられた電荷は
最後に、端子GとHを,端子G'とHからとりはずし,それぞれ端子G”とH"に接続した。
接続してから,十分時間がたつまでに,端子G'とH°の間の抵抗で発生したジュール熱
7
となり,電極AとBの間の電界の強さEは
2
3
であり,Fの大きさは
4
倍である。
だけ変化した。
6
は
であった。