56
113. 下記の説明で正しいものを2つ選べ。
a) 薬効があって、 中毒を生じずに通常の治療に用いられる用量のことを有効量といい、集団の
50%に薬効が現れる薬物の用量を50%致死量という。
b) 小児や高齢者は成人と比べて薬物に対する感受性が異なる。 体表面積は小児の細胞外液量と比
例しているといわれており、 そこから投与量を計算するのが合理的であるとされているが、煩
雑であり年齢から計算する Augsberger 式が用いられている。
c) 経口投与された薬物は、 小腸粘膜から吸収され門脈を経て肝臓を経由して心臓に達し、 体循環
に入る。
d) ある種の薬物を連用するとその薬物に対して強い欲求を生じることがあり、これを薬物耐性と
いう。 投与を中止すると激しい苦痛の状態を示すことがあり、このような現象を禁断症状とい
う。
DOKTE