11:20 5月17日(水)
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実験 Ⅰ
無髄神経繊維を取り出してリンガー液に浸し, その表面に2本の電極PとQを6cm 離して置い
た。神経繊維上の点Sで十分な大きさの刺激を与え,電極Qを基準として2点間の電位差の変化
をオシロスコープで記録した。 下図のように, 実験Ⅰでは1本の神経繊維を用い, 実験Ⅱでは2
個のニューロンがシナプスを介してつながっているものを用いた。 なお, 実験 I,Ⅱで,点Sと
電極Pの距離は等しい。
+
実験ⅡI
0
刺激
I
↓P
- 0 +⑨
S
刺激
S
(1) 実験1では2つの波形が記録された。 実験Iの波形を、次の ① ~ ⑩0 から1つ選べ。
55
P.
:
+
+
白井 健登
^^^
+
+
in op
0
10
+
ll @ 71%
0
(2)実験1では, 刺激を与えてから1つ目の波形が出現するまで 10 ミリ秒、2つ目の波形が出現
するまで22ミリ秒かかった。 また, 実験ⅡIでは、 1つ目の波形が出現するまで 10ミリ秒 2
つ目の波形が出現するまで 25ミリ秒かかった。
実験Iで用いた神経繊維の伝導速度(m/秒)を答えよ。
(2) 実験Ⅱの電極 Q を動かして電極P と Q の間隔を4cm にすると、刺激を与えてから2つ目
の波形が出現するまでに何ミリ秒かかると考えられるか。 なお,このときも電極 Qは神経
繊維上にあった。