つち
槌うつ響き
16 TR>os
しばしも休まず
飛び散る火花よ 走る湯玉
*ふいごの風さえ 息をもつがず
仕事に精出す 村の鍛冶屋
*ふいご・・・火力を強めるための送風装置。 右
さし絵の左の箱状の装置。
V 昭和50年 (1975年) 代初めまで小学校の音楽
の教科書には「村の鍛冶屋 (かじや)」という歌
があった。 村の鍛冶屋とは、鉄などの金属を
熱して打ちきたえ, 鋤(すき), 鍬(くわ),
鎌(かま)などの農具をつくる職業のことで,
かつては身近にあり地元の農家を支えてい
た。この歌の歌詞は時代により部分的に書きかえられているが, 鍛冶屋の作業場の光景を表現している。歌詞の
下線部の「走る湯玉」とは、真っ赤になった高温の鉄板に室温の水がふれたとき, 急激に熱せられた水が湯玉に
なって表面を走る (動きまわる)ことを表現したものである。
昭和46年発行 『音楽4』(教育出版
「かじや」 のさし絵
問11 「走る湯玉」ができることについて,次の文中の
に適することばを答えよ。
水は高温の鉄板にふれて、急激に熱せられ、一部がかになって, 鉄板と湯玉の間に存在するところ
なる。
がかは熱の伝わり方がきので、高温の鉄板にふれているのにくのまま湯玉となって走ることに