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6年のまとめ
次の説明文を読んで、下の問題に答えなさい。
さつえい
「カラス(カレドニアガラス)」が枝から木の実を落とすのは、
何のためですか。
(5点x2=10点)
に当てて割り、
翌日、カメラマンが撮影した場所に行ってみました。実を置く枝
は、ふたまたに分かれていて、こすれてへこんでいます。きっと何
度も使っているうちにすりへってしまったのでしょう。 その5メー
トルほど下には、大きな1メートルほどの岩がありました。 岩はコ
していましたが、 上の部分だけなにもなくきれいになっていま
した。 そして、岩のまわりには割れた実の殻がたくさん落ちていま
した。 何回も実を落とした証拠です。
木の実を、木の枝の下の [
殻の
を食べるため。
2 「ふたまたに分かれた枝」のことを、その役割からどのように
言いかえていますか。 五字で書きぬきなさい。
(5点)
しばらくするとカラスがやって来ました。 カラスは、 くわえてき
た実をふたまたに分かれた枝に置き、くちばして押して落としまし
た。すると実は岩の上に当たり、パン!と乾いた音が森にひびきま
した。何回かこれを繰り返していると、やがて実にひびが入り、カ
ラスは中身を食べることができたのです。パントさんもいっしょに
観察しましたが、 こんな行動は今までだれも観察していない、新発
見だというのです。
3 「こんな行動」について、連続する三つの文で説明されていま
す。最初の文の、初めの五字を書きぬきなさい。
(5点)
4
かんきょう
カレドニアガラスの枝の照準器を使った投下法は、実に合理的な
ものです。 森の中では枝がじゃまになって、飛びながら実を落とす
ことはできません。 また、 実を当てる岩は少ないし、あってもあま
り大きくありません。そのような条件の中で、一番効率よく実を割
る方法が、枝の照準器を使った方法なのです。
この文章で説明されている 「カラス (カレドニアガラス)」の行動が、
「合理的」で「効率」がよいのは、どんな環境に適しているからで
すか。 正しいものを二つ選び、 ○をつけなさい。 (5点x2=100点)
( )森の中では、いろいろなおいしい木の実があること。
森の中では、高く飛びあがれる場所が多くあること。
森の中では、木が多く生え、そのぶん枝も多いこと。
( )森の中では、枝の下にじょうぶな岩が多くあること。
( )森の中では、岩が少なくて、しかも大きくないこと。
(注) *ハントさん・南太平洋の「カレドニアガラス」を研究している博士。
*照準器 ねらいを定めるための装置
(「わたしのカラス研究」 柴田佳秀)
(
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