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VED
VEELGESEL
次はSさんとTさんの会話の一部である。 これを読んで,次の (1)~(3) に答えよ。
Sさん 江戸時代に書かれた和算書 『勘者御伽双紙』 のなかの「さっさ立て」 という遊びがある
かんじゃ おとぎぞう
en
2161
:
けど、やってみない?
Tさん: どんな遊びなの?
ごいし
Sさん: 最初に30個の碁石と2つの空の箱A, B を用意するよ。 Tさんは 「さあ」 とかけ声を出
しながら、かけ声1回につき, 碁石を2個か3個手にとって, 2個取ったら箱Aに,3個
取ったら箱Bに入れてね。 そのとき、最初に用意した30個の碁石は残さず全部どちらか
の箱に入れてね。碁石を全部入れ終わったあとで,箱Aに入れた碁石の個数をあててみ
せるよ。私は、箱の中が見えないように後ろを向いておくからね。
Tさん: 遊び方はわかったよ。 では、始めるよ。
さあさあ、
さあ
Sさん、全部入れたよ。
Sさん:Tさんは,11回「さあ」と言ったから、箱Aに入れた個数は…
わかった!
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