公開日時
更新日時

物理化学ー反応速度

23

752

3

このノートについて

おず

おず

反応速度について

PromotionBanner

コメント

おず
著者 おず

薬学部6年生から製薬会社の研究職はかなり難しいかと思います。実際にあんまり聞いたことがありません。大学の教員の中に4年生時代の先生で研究をやられていた先生がいらっしゃいますが、やはり大学院に進学されてからのようで、何年以内に研究結果が出なければ、別の部署行きだと脅されていたというお話を伺ったことがあります。
研究職となるとやはり大学院に行ってからがスタンダードのようです。しかも、まずは国立大学または上位私立大学に通う必要があると思います。→企業は卒業した大学にこだわるため

また、現在、大学に在籍中で、卒業研究という名のもと研究をさせていただいてますが学会に何度か参加してみて、実臨床の現場からでも研究はすることができること、やっていることを目にしています。薬局や病院でも現在はかなり薬剤師として研究をしつつ、業務をしているようです。もちろん、実験なども業務のあとにやられているみたいなところもありました。また、大学にいる教員の中で元々病院に務めていた先生の中には、病院で勤務していた頃に薬の開発に関わったという方もいます。病院で働いていても、薬の開発に携わることもできるようです。

ここからはあくまで私的意見です。
なので、どうしても製薬会社の研究職につきたい場合は4年制の薬学部で大学院に進学した方が確実かと思いますが、薬剤師免許もというのであれば、国立大学や上位私立大学に進学し、大学院に進学されることを検討した方がいいかと思います。

おず
著者 おず

返信遅くなりました。すみません。
私は、高校物理を履修せずに薬学部に入学しました。なので、高校物理のレベルはあまりよく分かりません…。ですが、物理を履修していない私でも、薬学部の物理は自分なりにきちんと勉強して、今まで物理系の科目で単位を落とすようなことはありませんでした。
薬学部の物理では主に高校化学の応用みたいなところがあるので、高校物理ができないからできないということはないかと思います。
以下に参考までにと思い、薬学部で物理と呼ばれる範囲に着いて項目を上げておきました。もし気になる範囲があるとかこの範囲どういう事やるのかを気になったらまた質問ください。
物理化学
・化学結合(結合の種類や軌道の成り立ちなどについて)
・原子・分子の挙動(原子や分子にエネルギーを与えた時の
動きや電磁波について)
・分子間相互作用(静電相互作用やファンデルワールス力、水素結合等について)
・気体の微視的状態と巨視的状態(理想気体の状態方程式やボイル・シャルルの法則について、気体のエネルギーや気体分子の速度について)
・エネルギー(熱力学、エンタルピーについて)
・自発的な変化(エントロピー、自由エネルギーについて)
・化学平衡の原理(化学平衡とギブスエネルギーの関係)
・溶液の性質(理想溶液について、束一的性質(蒸気圧降下、沸点上昇など)、電解質溶液の性質について)
・相平衡(純物質の性質、混合物の性質(液-液平衡など)、溶解度と溶解平衡についてなど)
・界面化学(表面張力についてとその測定法、界面活性剤について、コロイドについて、吸着等温式など)
・電気化学(化学電池、ネルンストの式、電池について)
・反応速度論(反応速度式、見かけの反応速度、複合反応、触媒反応、反応速度の温度依存性→このノートの内容が1部該当)
・放射線と放射能(放射性核種と壊変、放射性物質の相互作用と測定法など)
分析化学
・酸と塩基
・錯体化学、キレート滴定
・酸化と還元
・沈殿の生成と溶解
・分配平衡
・有機物の確認試験、無機イオンの定性試験
・分離分析
・電磁波分析
・質量分析
・分子間相互作用解析法
・臨床分析
参考 コンパス物理化学、コンパス分析化学より

新

いきなりすみません,質問させてください。
薬学部の物理のレベルは高校物理くらいですか??
(物理基礎すら分からないので物理についていけるか心配で、、、)
また博士課程に行かなくても薬学部6年制から製薬会社の研究職に就くことは可能なのでしょうか??
分かる範囲で少しでも良いので教えて下さい🙇🙇🙇

News