日本史 Q&A 1

6

528

2

ていじん

ていじん

高校全学年

日本史Q&Aを深掘りする 解説はGemini先生です

コメント

ていじん
著者 ていじん

質問使わせてもらいました。ありがとうございます🙇

さきち
さきち

私が質問したところをまとめてくださり、ありがとうございます🙇🏻🙇🏻‍♂️🙇🏻‍♀️
とてもクリアになって分かりやすかったです!

ノートテキスト

ページ1:

かいはつりょうしゅ
この頃までの武士は開発領主の系譜を引き、先祖
武士の生活
以来の地に住み着いて、所領を拡大してきた。 彼ら
かた
は、河川の近くの微高地を選んで館をかまえ、周囲には堀溝や
(たち)
ねんぐ
塀をめぐらした。 館の周辺部には、年貢や公事のかからない直営地
げにん
を設け、下人と呼ばれる従者や所領内の農民を使って耕作させた。さ
らに荒野の開発を進め、みずからは地頭など現地の管理者として、農
民から年貢を徴収して国衙や荘園領主におさめ、定められた収入とし
かちょうまい。
Q1. て加微米などを得ていた。
こちらは山川の教科書の記述ですが、 最初の一文について、 す
べての武士が開発領主の系譜を引いていたのですか? 他のペー
ジに、中、下級貴族からの武士もいるみたいなことも書いてあり
ました。しかし、そういう武士もきっと館があったと思うので、
特にルーツのことはそんなに考えなくても大丈夫ですか?
A1. 教科書 (山川出版社の 『詳説日本史』 など) の記述を非常
に鋭く読み込んでいらっしゃいますね。 結論から申し上げます
と、 「すべての武士が開発領主 (かいはつりょうしゅ) 出身だっ
たわけではない」 というのが正確な理解です。
-1-

ページ2:

混乱を解くために、 武士の成り立ちにおける「二つの大きな流
「れ」を整理してみましょう。
1. 武士のルーツ:二つの系統
教科書が 「武士は開発領主の系譜を引く」 と書くとき、それは
主に「在地 (ざいち) 領主としての武士」の側面を強調していま
す。
開発領主系(地方の有力者)
。
もともとは地方の豪農などが、 荒れ地を切り拓いて自分
の土地 (私領)とした人々。
°
彼らは自分の土地を守るために武装し、 武士団を形成し
ました。
貴族・人系 (都からの下向組)
。
。
中・下級貴族(清和源氏や桓武平氏など) が国司として
地方に赴任し、そのまま土着したケースです。
彼らは都の軍事技術や高い家格を持っていました。
-2-
News