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3 植物の光合成について調べるために, オオカナダモを用いて、 次の実験と観察を行った。 後の (1)
~(5)の問いに答えなさい。
[実験]
水を入れた2本の試験管A, Bにストローを用いて息をふき
こんだ。 次に,図Iのように,試験管A, Bにオオカナダモを
入れ, ゴム栓をした後, 試験管Bだけをアルミニウムはくでお
おった。 2本の試験管にしばらく光を当てたところ, 試験管A
のオオカナダモからは気泡(あわ)が出てきた。
[観察]
☑ I
光
アオ
アルミニウムはくでおおう。
オオカナダモを入れて
光
オオカナダモ
試験管 A
試験管 B
実験の後,試験管Aのオオカナダモの葉を数枚とり, 熱湯にひたしてから, あたためたエタノ
ールの中に入れた。 その後、水洗いし, ヨウ素液を数滴落として葉の細胞を顕微鏡で観察したと
ころ、ヨウ素液によって青紫色に染まった部分があった。 また, 試験管Bのオオカナダモの葉に
ついても同じ処理をして観察したが, ヨウ素液の反応は見られなかった。
(1)実験で,息をふきこんだのは、何という気体を水にとけこませるためか, 気体の名前を書きな
さい。
(2)実験で,試験管Aのオオカナダモから出てきた気泡(あわ)に多く含まれている気体について述
べたものとして正しいものを、次のア~エからすべて選びなさい。
ア酸化銀を加熱すると発生する気体である。
イ 炭酸水素ナトリウムを加熱すると発生する気体である。
ウ二酸化マンガンにオキシドール (うすい過酸化水素水)を加えると発生する気体である。
エ 水酸化ナトリウムを少量とかした水を電気分解すると,陰極に発生する気体である。
(3) 観察の下線部の操作は,ヨウ素液による色の変化をわかりやすくするために行うものである。
下線部の操作により葉はどのようになるのか, 簡潔に書きなさい。
(4)図Ⅱは、顕微鏡で観察したオオカナダモの葉の細胞の1
個を模式的に示したものである。 観察で, 青紫色に染まっ
た部分はどこか。 最も適切なものを,図IIのア~エから選
びなさい。
図 I
ア イ ウ
I
180
○○○
(5) 次の文は, 観察の結果について述べたものである。 文中の ① には当てはまる物質名を,
②には当てはまる光合成に必要な条件を、それぞれ書きなさい。
ヨウ素液の反応より, 試験管Aのオオカナダモの葉の細胞には ① ができていたが,試
験管Bのオオカナダモの葉の細胞には ① ができていなかったことがわかる。このこと
から植物が光合成を行うためには ② が必要であることがわかる。

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実力テスト理科
〔オオカナダモの光合成実験〕
解答例
*呼気に多く含まれている気体
(1) 二酸化炭素
(2)アとウ
*アは二酸化炭素 工は水素
(3)緑色がうすくなる。 (脱色される。)
(4) ア
* 葉緑体
(5) ① デンプン
*ヨウ素液はデンプンに反応する試薬
光(日光)