力学において、特に大きさの無い物体を扱う上では、使える道具は3つしかありません。
「運動方程式」「仕事とエネルギーの関係式」「力積と運動量の関係式」がそうです。
その中でも、「動いていない状態」を記述することができるのは力の釣り合い(つまり運動方程式)だけです。
だから、どんな問題でも、まずは値が分からない力を適当な文字でおいて、(本問では張力をTとおいて)各球についての釣り合いの式を自力で立ててみましょう。
立式さえできれば、釣り合いの式から張力Tが求められると思います。
さて、今回はバネの伸びを求める問題です。「バネの伸び」は、「端にかかる力」が分かれば求めることができますね？糸の張力がどこも一定であることを考えると、上で求めた張力Tを用いて、
バネの力の式(フックの法則の式)はT=kxとなり、左の答えはx=T/k=1÷20=0.05、右の答えはT/k=1÷10=0.1
となります。
あ…
もしかして右の答えが0.05ですか？
どっちも0.05です
僕の考え方はあっているはずです。
ただ「それぞれのバネの伸び」を求めるのではなく、
間違えて「一続きになったバネ全体の伸び」を求めてしまったから正しくない答えが出てしまったようです。
申し訳ありません。
答え、、違います