1)問いに、 「有リ株」は「株有り」と読む と、書いてあります。
「有」に、返り点の「レ」をつけると
「株」と言う漢字を読んでから 上にある「有」と言う感じに<返る(折り返し・上に戻って読む)>事ができます。
2)触れ→触る・接触というときに使う「触」と言う漢字には「ぶつかる」という意味があります。
頸→頸椎骨折(ケイツイコッセツ)の頸です。
頸は音読み:ケイ 訓読み:くび です。
3)兎復た得べからず→→
兎を 復(ま)た=再び(複数回を漢字からイメージ)
得べ=得る(ゲットする)+べからず 否定形=== 得る事ができない
*ウ の、「今度も」という言葉は それまでの文の内容と 違います。
4) 耕レ 田者 (田んぼを 耕す者)が、
兎走触レ 株、折レ 頸而死(兎が走ってきて切り株に 問題2の行為をして 首の骨を折って死んだ。
*耒(すき) =スキ ←農具のスキです
*釈(す)てて=やめて捨てる
釈ニ 其 耒一 =其耒釈 =其(そ)の耒(すき)を釈(す)てて =その持っていたスキを捨てて
守り←例) 見守る 赤ちゃんの子守り
守レ 株 = 株を守り =切り株を見まもり
*冀う 乞い願う こいねがう =強く願い希む
兎が たまたま死んだことで、楽をして兎を得た 味をしめて 自分の仕事をやめて 早く兎が また死なないか切り株辺りの見張り番をしてたんですね。
だから、
為ニ 宋国 笑一 = 宋国笑為 =宋国の 笑い者に為(な)ったんですね。
いかがでしょうか。よろしくお願いします。