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共有結合はイオン同士が電子をだしあって、尚且つそのイオン同士の電気陰性度が同じくらいの時の結合です。
基本は非金属原子同士の結合で、理由は周期表から分かるように、非金属同士なら電気陰性度が近いからです。
ここで電気陰性度の説明をしておきます。2つのイオンが電子をだしあって結合をした時に、その共有電子対を引き付ける尺度、これを電気陰性度といいます。
この電気陰性度が大きい原子ほど電子を引き付けます。
イオン結合はこの電気陰性度の差が大きい時に発生します。どちらかに電子が偏り、原子が正と負にそれぞれ帯電し、クーロン力で引き合います。(だから金属と非金属の結合)
今回塩化水素は非金属同士で共有結合なのですが、その偏りが大きくイオン結合に極めて近い形となります。(周期表で確認してもらうと分かりやすいかも)そのため、共有結合なのに水中でも電離したりします。
なので塩化水素は極めてイオン結合に近い共有結合と言えるのです。
共有結合は非金属元素どうしの結合です。問題を解くときはそれだけに注目してください。
詳しい説明ありがとうございます！