✨ Jawaban Terbaik ✨
まずこの the kind of people は
修飾関係としては確かに画像の通りなのですが
(その)人間の種類 とは言ってない、種類の話はしてなくて
その種の人間と言ってる、人間の話をしている
という点に注意が必要です
a kind of〜 一種の〜
some kind of〜 ある種の〜
kindじゃなくても似たようなフレーズは
どれもそうなんですが
確かに修飾関係としては画像の通りで
a kind をof peopleが修飾していると考えて正しい。
けど、実際には
<a kind of〜>で一つのまとまった事物を表しています
kindというものとpeopleというものが
別々に世の中に存在しているわけではありませんね。
で、今回は
the kind of〜 は その種の〜
と言っているんですね。
その種の とは どの種の なのかというと
それが関係詞節に書かれているわけです
they want to be というふうに。
関係詞節がつくことで特定されて、冠詞のtheがつく
ということはよくよくあることです。
で、
the kind of people で一つの事物を表しているので
先行詞はthe kind of peopleの全体です
と言っても誤りではないのです
(個人的にはそっちの方が自然だと思う)
でも
形の上でthe kindをof peopleが修飾してるのは間違いないから、細かく見れば
the kindが先行詞だと言っても間違いじゃないです。
逆に、peopleだけが先行詞だと考えるのは間違いです
なぜかというと、その考え方でいくと
the people they want to be といっても同じことだから
kind要らないじゃんという話になってしまうので
ここではややこしいけど
どんな"ふうな"人になりたいか という漠然感を
kindが表していて、
それを関係詞節でつなげているのです
例えば大谷翔平になりたい みたいにドンピシャでなりたい人がいて、その人に取ってかわりたいという話なら
the people they want to be でいいと思うんですけど
(ここではpeopleだから、「なりたい人」は複数人いるけど、とにかく特定の誰かになりたい)
そうじゃなくて、
プロ野球選手(って言ってもたくさんいるけど、プロで活躍するような人)とか
お金持ち(って言ってもたくさんいる)とか
「たくさんいるけどそんな感じの範疇に含まれる」
っていうことを言うのに
a kind of〜とか、the kind of 〜that… と言っているのです。
peopleをだけを先行詞としてしまうと
people they want to be がthe kindを修飾することになるから
「なりたい人」は特定されていることになるし
それならばこのpeopleにtheが付かないと変だと思うし
the kind of the people they want to be
だと
「(特定の)なりたい人」の「種類」 という意味に取れます。
でもここでは
「(特定の)人」と「種類」という別々のものがあるわけではなさそうだから
the kind of peopleがひとまとめで一つの事物を表していて、それに関係詞節がついている、特にkindに関係詞がついている
と考えることが妥当だと思います。
めちゃわかりやすかったですありがとうございました