otherにtheが付くかどうかは、確かに集合としては特定のメンバーに絞られるのかもしれませんが、例えば5人グループみたいに全体のメンバーが把握出来る場合には特に最後の成員にtheを付けますが、「世の中のうちカレー好きな人(some)と、そうじゃない人(others)」みたいに、集合的には特定可だが成員が漠然としていて話者から見て把握が難しい(あるいはパッと見ただけ)と判断される場合にはtheが付かないこともあります。あとは、分母をどこに取るかで、その場にいた人を分母に取ればそうですが、全ての議員がその場に居たかは分からず、全議員の中には(その場に出て)賛成した人もいれば~なら矛盾しません。
この辺は感覚的なところなので、ある程度の揺れは考えられます。
出題者もその辺を分かった上で、明らかにthe otherを言わせたい問題というのは、一番上のように「全部で~人います」みたいなリードを伴うパターンが多いですが、出題者は出題者なりの意図があってやっているわけなので、仮にthe othersとothersが出たなら、集合的に特定できるかどうかが受験的には重要視されていることを優先してthe othersを取った方が無難なようにも思います。
あとは、その問題次第です。