参考・概略です
(1) 360=2⁵×3²×5 で,
√{360n}が整数になるためには,360nが自然数の2乗
つまり,どの素数も偶数乗になればよい。
そこで,2⁵=2⁴×2と考え,360=2⁴×3²×2×5 表す事により
偶数乗にする為にかけるnを見つけることができる
最小のnは,偶数乗になっていない{2×5}を偶数乗にする為
n=2×5=10であればよいことがわかる
(2) 54=2×3³ で,
√{54n}が整数になるためには,54nが自然数の2乗
つまり,どの素数も偶数乗になればよい。
そこで,3³=3²×3と考え,54=3²×3×2 表す事により
偶数乗にする為にかけるnを見つけることができる
最小のnは,偶数乗になっていない{3×2}を偶数乗にする為
n=3×2=6であればよいことがわかる
補足
(1) n=10のとき,√{360n}=√3600=60
(2) n= 6のとき,√{ 54n}=√ 324=18
例えば(2)の54を素因数分解すると3 ²×6なので6を掛けてあげると整数になります。
(3)の168を素因数分解すると2の二乗×42なので42を掛けてあげると整数になります。