これが全くわからないということは、古文の基本的なこと(動詞·形容司·形容動詞の活用、助動詞の接続·活用、助詞の接続など)をまだ覚えれてないからでしょう。
具体的に大問1の(1)(2)の解き方を書きますね。
(1)「死ぬ」はナ行変格活田の動詞です。ナ変活用は「死ぬ」「往ぬ(去ぬ)」の2語のみなのですぐわかります。十変の活用は、な/に/ぬ/ぬる/ぬれ/ね なので基本形(終止形)は「死ぬ」、傍線部は「死な」なので活用形は未然形
(2)「率」とでてきた時点ですぐ上一段活用の「率る」とわかります。(「ひいきにみいる」で覚えようとか学校で教えられませんでしたか?教科書に上一段活用の動詞一覧あると思うので覚えましょう。)
上一段はi/i/iる/iる/iれ/iよなので、基本形は「率る」。しかしこの「率」が未然形なのか連用形なのかわからない。そこで下の「て」をみます。さらに下に「おはし」があってこれはサ変活用の敬語動詞「おはす」の連用形で、敬語の上に助動詞はこないからこの「て」は接続助詞の「て」。接続助詞の「て」 は連用形接続なのでつまり「率」は連用形。
(2)は接続助詞や敬語動詞も出てきて上の説明を見ても少し難しいかもしれませんが、このように、動詞の活用形(ナ変·ラ変·サ変·上一段·下一段はその活用形になる動詞が少ないのでそれらの動詞も覚える)、助動詞活用·接続、助詞の接続、敬語動詞など、基本的なことを覚えないことにはこういうのは解けません。
まずは、動詞の活用形(四段活用、上一段活用など)と、助動詞の活用·接続を覚えましょう。助動詞は教科書などに助動詞の一覧表みたいなのが載ってるはずです。それを全て覚えましょう。「こんなにたくさん覚えれるわけないでしょ?!」て思うかもしれませんが覚えるしかありません。私も覚えられるわけあるかいこんなに!!思ってましたが覚えました。人間やればできます。(文章を読むとなったら助動詞の意味と意味の識別まで覚えなくてはいけません。)
それらを覚えたら次は敬語、その次は助詞を覚える、といった感じです。だいたいどこの学校や塾もこの順番で教えていくはずです。
気が遠くなると思いますが、まだ高校1年生ということなのでたっぷり3年間、まだまだ時間があるので頑張ってください。