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添付した図を見ながら説明してみます。
(図1)
問題文の「AとBのいずれもラクトースの有無に関係なく、常にラクトース分解酵素を合成する」ということから、AもBもプロモーターとラクトース分解酵素遺伝子には変異がないことが分かります。ですので、この段階で3と4が外れます。
次に、AとBのどちらがどちらの遺伝子に変異があるかですが、考えやすいのはBです。
(図2)
Bは「野生株の関連領域のDNAを導入しても、ラクトースの有無に関係なくラクトース分解酵素を合成し続けた」とあります。
野生株のDNAからは正常なリプレッサーが作られます。もしBの調節遺伝子に突然変異があるとすれば、野生株DNAを導入したとき、そこから作られる正常リプレッサーが、もともとBが持っているオペレーターにも結合して、ラクトース分解酵素遺伝子が発現しなくなる筈です。
ですが「ラクトースの有無に関係なくラクトース分解酵素を合成し続けた」ということは、オペレーターが壊れているために、正常リプレッサーが結合できなくなっていると考えることができます。
ですので、Bに当てはまるのは「2」になります。
Aは残った「1」になります。
(図3)
野生株のDNAを導入すると「ラクトースの存在下でしかラクトース分解酵素を合成しなくなった」とありますので、Aのオペレーターは正常で、調節遺伝子(リプレッサーの遺伝子)が壊れていたため、野生株のDNAから作られる正常リプレッサーによって正しく調節されるようになったと確認できます。
このような説明で大丈夫でしょうか?