(1) 1枚目の画像はF-xグラフで、縦軸Fが力、横軸が位置xです。Fをxで積分した量、すなわちF-xグラフの面積は仕事Wを表します(とりわけ Fが定数ならば、移動距離dに対してW=Fdとなります)。
質問者様が仰るこれに対応するグラフというのは、E-xグラフですね。2枚目の画像のグラフではありません。E-xグラフは縦軸が電場E、横軸が位置xです。Eをxで積分した量、すなわちE-xグラフの面積は電位差Vを表します。ここでもEが定数(一様な電場)ならば、電位の基準点からの距離dに対して電位差はV=Edとなります。ただし、仕事を与えるグラフに対応しているわけではないので注意してください。
(2) 2枚目の画像のV-xグラフは、一様な電場E中における、位置xと電位Vの関係を示しています。このグラフの面積は、V=Exをxで積分した量で、Ex²/2 [V・m]となりますが、電位を積分したところで、これが何を表すものかというのは言えませんね…。
一応、一様な電場を重力場に対応させると、静電気力による位置エネルギーU=qV=qEx→重量による位置エネルギーU(=φx)=mgxと考えることができますが、これらを変位で積分することはまずありません。
すみません、重量による位置エネルギーはU=φxではなくU=mφです。