✨ Jawaban Terbaik ✨
_吸い上げ、ではなく、釣り合っている、と考えて下さい。そして、全ての項に細管の断面積Sを掛けて考えて見て下さい。
S✕pa - S✕p1 = ρSh ✕ g
として考えて見て下さい。
_細管のスロート部の断面での力と、細管の水槽の水面高での断面での力と、の差が、細管内部の液体に対する重力により発生する力と、釣り合うので、中の液体は動かない(重力で下に落ちない。)と言う意味です。
_釣り合っているのなら、動かない筈なのでは?
_では、何故吸い上げられるのか?
_それは、液体(を含めた流体)には粘性があるからです。
_(速い)流れの周りは減圧して引きずられるのです。
_そして、力が釣り合った状態は、静止だけではなく、等速直線運動もありましたね?
_引きずられて少なくなった分を釣り合わす為に、等速直線運動が生じるのです。
_因みに、無視できる程度に粘性がなくなった状態を超流動と言います。
_電気抵抗が無視できる程度に小さくなった状態を超伝導と言うのに似ていますね。
_超伝導でマイスナー効果が発生して、常識(或いは日常)では考えられない現象が発生する様に、超流動でも常識(或いは日常)では考えられない現象が発生します。
_興味があれば、調べて見て下さい。
_少し詳しく調べれば、ボソン粒子とフェルミ粒子との違いに対する理解が深まったりします。
_へ〜、流体物理学と素粒子物理学とがこんなところで結び付くのか、と思うかも知れません。
理解出来ました!丁寧なご説明ありがとうございました!