これはややこしいですね。
ア・イ・ウはどれも同じ形をとります
あとは選択肢エと似ていますが pleased という単語もアイウと同じ形を取ります。これはエのpleasantとは意味も使い方も違う単語なので注意が必要です。
[人] is delighted to V
[人が] Vして嬉しい
delightedは人間の感情を表す形容詞なので、人を主語に取ります。
pleasantは 人を主語に取るけど、人以外も主語にとります。
①[人が] 親しみやすい
②it is pleasant to V の形で、
Vすることは愉快だ・楽しい
で、今回の問題なのですが
ここでは②の使い方になるのです。
こういうと
〜person who is pleasant to talk with
ってなってるから[人が]じゃないんですか?
となると思うんですが
ポイントはto talk with で終わっているということです。
It is pleasant to talk with the person.
↓この前置詞withの目的語を前に出して
The person is pleasant to talk with
この形が関係代名詞のまとまりになっているのです。
だから、ぱっと見ではわからないかもしれないけど
①ではなく②の形になるのです。
人が主語ではない形ということです。
ですから人が主語の時につかう選択肢アイウはいずれも誤りになります。
先ほどの書き換え、
全てのit 〜toV の仮主語の構文でできるわけではなくて、形容詞によってできるできないが決まっています。
知られた単語ではeasyとdifficultとかtoughとか
物事の難易を表す形容詞 とか書いてあったりします。
It is easy for me to speak English.
↓
English is easy for me to speak.
前置詞の目的語じゃなくても、他動詞の目的語なら文頭に持ってくることができます。