6オオカナダモの呼吸と光合成 次の実験について,あとの問いに答えなさい。
2章 生物のからだのつくりとはたらき
(実験1)0 図1のように青色のBTB溶液を試験管に入れ,息をふ、き
こむと、BTB溶液が緑色になり、さらにふきこむと黄色になった。
2 黄色になったBTB溶液を加熱したところ、BTB溶液の色が緑色に
なり、さらに加熱すると青色になった。
なお、BTB溶液は、酸性では黄色。中性では緑色,アルカリ性では青
色になることがわかっている。
(実験2) 0 青色のBTB溶液に息をふきこんで緑色にし、試験
管A~Cに満たした。
2) 図2のように、A. Bにはオオカナダモを入れ,Cには何も
入れずにそれぞれ密閉し、Bはアルミニウムはくでおおった。
3 A~Cに日光を2時間当てたあと、BTB溶液の色を観察した。
女は、実験2の3の結果をまとめたものである。
実験1の1で、息をふきこんだことによ
サBTB溶液には何という気体が溶けたか。
(2) 実験1の2で、加熱によりBTB溶液の色が変化した理由を説
6オオカナダモの呼吸と光合成 次の実験について、あとの問いに答えなさ。
ようき
図1
青色の。
BTB
図2
A
B
A
B
C
のの結果
青色
黄色
緑色
6の答え
明した次の文の(
)のa,bにあてはまることばを答えなさい。
加熱によりBTB溶液から(1)の気体が追い出されたことで、溶
液が( a )性から中性,中性から(b )性へと変化したため。
(3) 実験2で、オオカナダモが呼吸だけを行ったと考えられるのは、
A. Bのどちらか。記号で答えなさい。
(4)試験管Aの溶液中で起こった変化が、オオカナダモのはたらき
によることを確かめるためには、BとCのどちらの試験管の結果
と比べればよいか。記号で答えなさい。
(5)次の@, ⑥を確かめるために、新たに試験管を用意し,日光を
2時間当てた。このとき,どのような試験管を用意したか。あと
のア~エからそれぞれ選び,記号で答えなさい。また。その試験
管とA~Cのどの試験管の結果を比べたか。記号で答えなさい。
@ 光合成に二酸化炭素が必要であること。
b BTB溶液が光の影響を受けないこと。
ア 息で緑色にしたBTB溶液だけを入れ,アルミニウムはくで
全体をおおった試験管。
ィ 息で緑色にしたあと加熱したBTB溶液を冷ましてから、オ
(2) a
b
用意した
試験管
比べた
試験管
用意した
b
試験管
比べた
試験管
えいきょう
オカナダモを入れ,アルミニウムはくで全体をおおった試験管。
ウ 息で緑色にしたあと加熱したBTB溶液を冷ましてから、オ
オカナダモを入れた試験管。
CS CahSで続色にしたあと加熱したBTB溶液だけを入れた試験管。
90
アルミニウムはく
ニー
オオカナダモ
6 (1) 呼気には, 空気中よりも多くの二酸化炭素が含まれている。
(5) 袋の中は植物の呼吸によって二酸化炭素が増えている。p
が当たる場所に置いておくと, 植物が光合成を行うので二酸、
呼気中の二酸化炭素がそのまま残っており、石灰水を白く
(4) タンポポの葉を入れたAと入れないBを用意し、葉の。
2 光合成により, 二酸化炭素の量が減っていくと, BTB溶液の色
った変化がタンボボの葉によることがわかる(対照実験)。
(3) 呼吸だけが行われると, 試験管中の二酸化炭素の割合が大き
(2) BTB溶液の色が黄色→緑色→青色に変化したことから、
(5) O…二酸化炭素以外の条件が同じで,両方にオオカナダモが
5(2)~(4) 光を当てなかったので, 若い葉は呼吸だけを行ったた。
は緑色から青色に変わっていく。 結果より, 半紙の枚数が少ないは
光合成のはたらきが大きくなっていくことがわかる。 半紙の枚数が
少ないほど,試験管に届く光が強くなり, 光合成による二酸化炭素
の吸収量が多くなって, BTB溶液が青色になるまでの時間が短く
4 (1) 二酸化炭素
(2) B
らせた。
2 10
(4) 二酸化炭素が減ったのは, タ
ンポポの葉の光合成によること
を確かめるため。
(3) エ
P.94
-[基本演習)
1(1) 炭
2(1) 消
(4) A
酸素が使われ,二酸化炭素が出された。
5(1) 光合成
(2) 白くにごった。
(3) 二酸化炭素
(4) 呼吸
(5)減っている。
6 (1) 二酸化炭素
炭素が使われて減る。
(2) a…酸
性→中性→アルカリ性と変化したことがわかる。
b…アルカリ
(3) B
くなっていくので、 BTB溶液は黄色(酸性)になる。
(4) C
(5) @ 用意した試験管·…ウ
比べた試験管…A
6 用意した試験管…ア
比べた試験管…C
べる。
入っているものとどうしの結果を比べる。表より、ウェ
ア
イ
ウ
エ
A
B
(9
C
オオカナダモ
O
O
二酸化炭素
O
O
O
解説
O
O
D…光以外の条件が同じで, 両方にオオカナダモが入ってい
ないものどうしの結果を比べる。表より, アとC。
光
O
O
P.91
[実力UP演習)
2
(1
解説
1(1) オオカナダモは光合成と呼吸の両方を行っているが, 光源か
らの距離が近いほど, 光合成がさかんに行われ,光合成による
二酸化炭素の吸収量が呼吸による二酸化炭素の放出量を上回る。
そのため, BTB溶液中の二酸化炭素の量が減っていき, 青色
になる。一方, 光源からの距離が遠くなるほど, 光合成のはた
らきが小さくなり、, 呼吸による二酸化炭素の放出量が, 光合城
による二酸化炭素の吸収量を上回る。そのため, BTB溶液中の
二酸化炭素の量が増えていき, 黄色になる。
(2) BTB溶液の色が緑色のままなのは, BTB溶液の色が青也に
変化したCと黄色に変化したDの間に置いたときである。 BIS
溶液の色が緑色のとき, 光合成による二酸化炭素の吸収量-円
吸による二酸化炭素の放出量となっている。
1(1) A, B, C
> (2) CとD
(3
P.9E
[練
2(光の強さが強くなるほど, 光合
成による二酸化炭素の吸収量が)多
くなる。
1
なる。
- 32
ありがとうございます