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「曲がる」というのは間違いです
正しくは「広がる」です
ホイヘンスは、波は実は死ぬほど多くの素元波が重なり合って伝わるのではないかと考えました
言い換えれば、ある一つの素元波が次の時刻に別の位置にもう一つの素元波を作り出していくということです
このように考えると回折の原理が説明できます
波の波長と同程度の隙間(光ならナノメートル単位)を波が通ろうとするとき、その隙間には高々数個の素元波しか出来ないわけです、つまり隙間を波源とした波と同じ物がその隙間を中心とした同心円状に広がるわけです
しかし波長に比べて十分広い隙間には、死ぬほど多くの素元波が形成されるわけです。図を書いてみるとわかりますが死ぬほど多くの円をずらしながら重ねると、そこには「面」にしか見えなくなります(これを波面と呼ぶ)このような状況ではその隙間を中心とした同心円状の波は観測されず、元の波源からの波面が通過しているようにしか見えません
これが回折の原理です
また、「狭い」というのも人間の相対的な感覚ですから、「波長と同程度」と覚えておきましょう
音なら数100メートル単位、光は数ナノメートル単位で全然違います
ですから音はよく回折し、光の回折は日常ではなかなか観測されないわけです
とても詳しくありがとうございます。
そもそも、「狭い」が波長レベルまで狭いことだと知りませんでした。
ありがとうございました!