Question

香

原尿量計算のやり方がよくわかりません…
どなたか教えてください× ̫ ×

例題5 で解き方を確認して,演習問題 6 にチャレンジ
原尿の生成量(腎小体においてこし出された原尿の総量)を計算するには,イヌリンとよばれる
物質が用いられる。イヌリンは人体に無害な物質で, 腎小体でろ過されるが細尿管 (腎細管)ではまっ
たく再吸収されない。したがって, イヌリンを血管内に注射し, 一定時間後に排出された尿中のイ
STEP 1
STEP 2
知識の確認
STEP 3
差がつく例題
差がつく16題08579I13回
演習問題にチャレンジ
-2A68 0 121416
原尿中
問1
れる原尿およ
原尿
例題5 腎臓と肝臓のはたらき
到達目標)
肝臓のいろいろなはたらきについて理解できた。
これを原尿
原月
ンを健康なヒトの血管内に注射し一帝開後に血しょう, 原尿および尿についてイヌリ
本間で
のイヌリ
素
表
1
原
イヌリン (mg/mL)
尿素(mg/mL)
血しょう
20 0.1
0.3
ろ
原尿
0.1
0.3
尿
12
20
問1
原尿は1分間に何 mL生成されるか。表1のイヌリンの値をもとに求めよ。
問2 腎小体でろ過される尿素の量は,1分間当たり何 mg か。
日明3
問3 原尿中から再吸収される尿素の量は,1分間当たり何 mg か。
問4 尿素は体内のどの器官で合成されるか。また,その器官の尿素合成以外のはたらきを三つっ
示せ。ただし,解答の順序は問わない。
1
原尿量を求めるには, まずイヌリンに着目する。
O ろ過と再吸収
まず,表1でイヌリンの血しょう中の濃度と原尿中の濃度が等しくなっているこ
とに注目したい。これは,イヌリンは血しょう中にあった濃度と同じ濃度で原尿中
へこし出されるためである。タンパク質などを除いては, 一般に血しょう中の成分
は、血しょう中と等しい濃度で原尿中にろ過される。一方, イヌリンの尿中の濃度
は、血しょう中や原尿中の濃度に比べてかなり高い。原尿の 99%程度は水分である
が、この水分は 99%近くが毛細血管へ再吸収されるのに対して, イヌリンはまった
く再吸収されないため,血しょう中や原尿中に比べて尿中での濃度が高くなってい
るのである。尿素のこし出される際のふるまいはイヌリンと同様であるが、イヌリ
ンと異なり一部が再吸収されるため,尿での濃縮の程度はイヌリンに比べて低くなっ
問4
老廃物を運んできた血
液は、糸球体に達すると、
血圧により血球とタンパ
ク質以外の成分が有用·
不用の別なくボーマンの
うにこし出されて原尿に
なる(血液がろ過され
る)。原尿中の水分·グ
ルコース·無機塩類など
の成分は細尿管や集合管
を通過する間に毛細血管
に再吸収され、老廃物は
濃縮されて排出される。
アル
正解
ている。
72
S

本間では,尿量は 1.0 mL/分,尿中のイヌリンの濃度は 12 mg/mL, 血しょう中
La由のイヌリンは全量が尿中に排出されるため、 ー定時間において生成さ
取り組み日
月
問1
民の量×原尿中のイヌリンの濃度 =D尿量×尿中のイヌリンの濃度
イヌリンの量
ろ過される血しょう
中のイヌリンの量
=こし出される原尿中
のイヌリンの量
= 排出される尿中のイ
ヌリンの量
原尿中のイヌリンの量
尿中のイヌリンの量
ばれる
れを原尿の景について解くと。
尿中のイヌリンの濃度
原尿中のイヌリンの濃度
はまっ
原尿の量
= 尿量×
コのイ
12(mg/mL)
0.1 (mg/mL)
ある物質の尿中の濃
度を、血しょう中の濃
度で割った値を,その
物質の濃縮率という。
有用成分は再吸収さ
れるが、老廃物は濃縮
されて濃縮率は大きく
尿中のイヌリンの濃度
血しょう中のイヌリンの濃度
= 尿量×
ヌリ
健
イヌリンの濃縮率
のイヌリンの濃度は0.1 mg/mL であるから、
なる。
原尿の量= 1.0 (mL/分)×
| (mg/mL)
= 120(mL/分)
(mg/mL)
120(mL/分)
1分間にろ過される
血しょうの量は、1分
間に生成される原尿の
量(問1で求めた値)
と同じである。、
6ろ過される尿素の量は, ろ過される血しょう中に含まれる尿素の量に相当する。
開2ろ過される尿素の量(mg/分)= ろ過される血しょう中の尿素の量
教値が同じだから=ろ過される血しょうの量×血しょう中の尿素の濃度
すべて参過されていいると
(mL/分)×0.3 (mg/mL) = 36 (mg/分)
開3 原尿中から再吸収される尿素の量は, 「原尿中の尿素の量」 から 「尿中の尿素
わかう
1.0(mL/分)
問題文に「健康なヒ
トの1分間の尿の生成
量を1.0 mL とする」
の量」を差し引くことで求められる。
1分間当たりに原尿中から再吸収される尿素の量
=原尿中の尿素の量 (mg/分) - 尿中の尿素の量 (mg/分)
=原尿量 (mL/分)×原尿中の尿素濃度(mg/mL) -尿量(mL/分) ×尿中の尿素濃度(mg/mL)
とある。
= 120(mL/分)×0.3 (mg/mL)
|4
(mL/分)×20(mg/mL) = 16 (mg/分)
GO肝臓のはたらき
血糖濃度の調節
尿素の合成
血しょう中のタンパク
3 肝臓ではさまざまな反応が行われている。
ヌ
一血
と。
パ
問4 肝臓では,尿素の合成のほかに, 血糖濃度の調節 (グリコーゲンの貯蔵·分解),
アルプミンなどの血しょう中のタンパク質の合成, 胆汁の生成などが行われる。
質の合成·分解
. 胆汁の生成
* 解毒作用
体温の維持(熱の発生)
正解 問1
問3 16 mg
問2 36 mg
0
120 mL
の
問4 器官:肝臓
し
はたらき:血糖濃度の調節,血しょう中のタンパク質の合成, 胆汁の生成など
尿生成の計算問題では, 算出した原尿の量を用いて, あとの問題を解答していくことが多
いので,まずは 「原尿の量」 を確実に求められるようにしよう。 多くの問題では, まったく
再吸収されることのない物質であるイヌリンが扱われる。 一定時間において生成される原尿
中と尿中のイヌリンの量が一致するため, このことを利用して原尿の量を求めていく。
第2章 生物の体内環境の維持
GO
73
重要語句10 |差がつく題|
第3章 生物の多様性と生態系
一番 出JEN
第2章 生物の体内環境の維持一
第4章総合問題

生物基礎 イヌリン 原尿 ろ過 再吸収 尿素 計算

Answer 1

ふらべど

問1
イヌリンの濃縮率は12/0.1=120倍
問題文より、1分間の尿生成量は1mlなので
原尿量は120倍して120ml

問2
血漿中の尿素量は120ml×0.3mg/ml=36mg
原尿中の尿素量は120ml×0.3mg/ml=36mg

血漿が腎小体を通って、濾過されたものが原尿となりますから、その前後で量変化は見られないので全てが濾過されたと分ります
したがって36mgです

問3
原尿中の尿素量は問2より36mg
尿中の尿素量は1ml×20mg/ml=20mg
原尿が細尿管で再吸収された後のものが尿となりますから
再吸収量は36-20=16mg

問4解説の通りなので省略させていただきます！

分りにくければ捕捉するので言ってくださいね〜

Answer 2

おばけ

原尿量はズバリ、イヌリンに注目！っです！
イヌリンが使用されている理由は大丈夫ですか？
体に再吸収されないから必ず排出される→だからそれくらい濃縮されたのかが分かるんですね。
今回イヌリンをみてみると、12÷0.1で120倍です。
この数値が意味することは元々の原尿から120倍濃縮したものが尿になったよーって事です。なので、1分間に1mlの尿が作られたら、その120倍、120mlの原尿が1分で作られてることになります！