倫理
高校生
解決済み

プラトンの四元徳がよくわかりません。正義を実現するために階級ごとに身につけるべき徳があるっていうことだと思ってるんですけど、選択肢の1と2と4が間違っている理由を教えてください。

(2)プラトンは、魂の三部分の関係に基づいて国家のあり方を説明した。 彼の国家についての思想として 最も適当なものを、次の①~④のうちから一つ選べ。 はら 3 ①一人の王の統治は, 知恵を愛する王による統治であっても、つねに独裁制に陥る危険を孕んでいる。 それゆえ防衛者階級も生産者階級も知恵・勇気・節制を身につけ、民主的に政治を行う共和制にお いて正義が実現する。 ②統治者階級は, 知恵を身につけ, 防衛者階級を支配し、防衛者階級は, 勇気を身につけ, 生産者階 級を支配する。さらに生産者階級が防衛者階級に従い節制を身につけたとき,国家の三部分に調和 が生まれ, 正義が実現する。 ③知恵を愛する者が王になることも,王が知恵を愛するようになることも,いずれも現実的には難し い。知恵を愛する者が, 防衛者階級と生産者階級とを統治するとき, 正義が実現する。いる ④知恵を身につけた統治者階級が, 防衛者階級に対しては臆病と無謀を避け勇気を身につけるよう習 慣づけ,生産者階級に対しては放縦と鈍感を避け節制を身につけるよう習慣づける。 このようなと きに正義が実現する。 (センター・05「倫理」木試・改題)
正義 節制 ↑ 理性的部分 知恵 統治者 きがい 気概的部分 勇気 防衛者 欲望的部分 生産者 魂の三つの部分 節制 プラトン (前427~前347) 国家の三階級 ①4プラトンの四元徳と国家の三階級 プラトンは, 階級ごと に身につける徳が異なると唱えた。 統治者は知恵を,防衛者は せっせい たましい るいひ 勇気を,生産者を含む三階級が節制の徳を身につけることで, 国家として正義の徳が実現すると考えた。 また, 魂にも, 理性, 気概、欲望という三つの部分があり,国家の三階級に類比する とされる。知恵, 勇気,節制,正義は,人間の倫理的生き方の 基本となる徳と考えられ, 四元徳とよばれた。

回答

✨ ベストアンサー ✨

1→プラトンは共和制を推してません

2→馬の例え(知らなければ検索してください)のように、「知恵→勇気and節制」というように支配するのが正しいのです。問題文だと「知恵→勇気→節制」となっているので誤りです。

4→臆病と無謀を避けとあり、アリストテレスの中庸のことですので、プラトンではありません。

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