ノートテキスト
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LINE CON LTE 64% 21:27 好きだから ページ数 へ移動 7 勝負のキャンプ 22/30 教室に戻って、おかずが残っているお弁当箱を しまった。 「残しちゃった…。」 椅子に座って、 机にあごをのせる。 「...二人、 付き合ってるんだ…。」 ボソッと一人で呟いた。 まわりを見ると、教室の中にいるのは、私だ け。 みんな、昼食をとっているみたいだ。
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LINE CON LTE 63% 21:28 好きだから ページ数 へ移動 時計を見ると、 まだ、 昼休みは20分程あっ た。 「…どうしよ。」 「成海?」 後ろの方で、 声がした。 23/30 振り向くと、黒髪で、パッチリとした目に、整 った唇を真一文字に結んでいた男の子がいた。 「き、 木野君・・・。」 私は、その人の名前を呼んだ。 そう。その人は木野 翔真くん。
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LINE CON LTE 63% 21:28 好きだから ページ数 へ移動 クールで勉強が出来て、 運動も出来るモテる男 の子の一人。 「なにしてんの、一人で。」 木野くんは、私を不思議そうな目で見てきた。 「あ・・・。 す、 少し、 気分が悪くて…。」 24/30 と、ウソを言って、 前を向いた。 すると、 0 木野くんが、 私が向いている方向にわざわざ来 て、 顔をのぞきこんできた。
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LINE CON LTE 63% 21:28 好きだから ページ数 へ移動 「わっ!! な、なに!?」 木野くんの顔がすごく近くて、 椅子から落ちそ うになった。 「わっ!!」 そこを、 木野くんが強く私の腕をつかんで間一 髪!助かった。 「あ、ありがとう!」 お礼を言うと、ニコッと微笑んで、 「どういたしまして。」 と、意地悪っぽく言った。 10
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LINE CON LTE 63% 21:28 好きだから ページ数 へ移動 ぷ、なにそれ? 私は思わず吹き出しそうになった。 「…そういえば、 5限目って、 来週のキャンプ の班決めだよな?」 木野くんが、 思い出したように、言った。 「え、そうだっけ?」 昴君のことばっかりで、先生の話を聞いてなか った。 「え、って。聞いてなかった?」 ぷっとバカにされたように笑われたので、 「もう!」 っと、木野くんの背中を叩いた。
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LINE CON LTE 63% 21:28 好きだから ページ数 へ移動 「でも、班誰と組もう?」 「男女関係ないよね?」 「え!? そうなんだ…。」 25/30 5限目が始まった。 「はい、では、朝言った通り、 来週のキャンプ の班決めをします!」 先生が、 パンッと手を叩いた。 「男女関係なく四人班つくって!」 0 ガタガタッ。 みんなが一斉に席を立って、 組み 始めた。
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LINE CON LTE 63% 21:28 好きだから ページ数 へ移動 「園!組もう!」 私も、園を誘って組み始めた。 「男子はどうする?」 と、そのとき。 後ろから、 声がした。 「利恵一、 組もうぜ。」 昴君が、 男の子と肩を組みながら、 歩いてき た。 「す、 昴君…..。」 私は、サッと昴君から目をそらした。 園が、にんまりと笑って
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þ LINE CON LTE 63% 21:28 好きだから ページ数 へ移動 「いいよ、組も組も。」 と言ったので、組むことになった。 「…………。」 川井さんに、 申し訳ない気持ちがある。 「どうしよう。」 その言葉が、頭の中で、何度も再生される。 26/30 「何考えてんの?」 スッと私の横に立って、ニヤッと笑う男の子が いる。
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LINE CON LTE 63% 21:29 好きだから ページ数 へ移動 「き、木野君?!」 「同じ班、 よろしくな!」 「え?」 昴君と肩を組んでいた男の子は、 木野君だった んだ! と思うと、力が抜けた。 「わっ!!」 バランスを崩し、 転びそうになる。 パシッ 木野君に、 肩を押さえられ、 なんとか支えても 0
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LINE CON LTE 63% 21:29 好きだから ページ数 へ移動 らった。 「…あぶね!」 「あ、ありがとう!」 木野くんは、ふっと笑って、 「ドジだね。」 と言ってきた。 もう、ムカつく! キャンプの日。 27/30 0 私達は、バスに乗ると、 園に肩を叩かれた。
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CON LINE LTE 63% 21:29 þ 好きだから ページ数 へ移動 「利恵ちゃん!」 「ん? なに? 園?」 園に顔を近づける。 すると、 「もうっ! 利恵ちゃん、 ダメじゃない! 木野君 と仲良くしちゃ!」 想像もしなかったことを言われた。 「え!?な、なんで?」 意味が分からなくて、 聞き返す。 「だって、 昴君が、誤解しちゃうわよ! 利恵ち ゃんは、木野くんが好きだって!」
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LINE CON LTE 63% 21:29 好きだから ページ数 へ移動 園は、手を×の形にして、 プンプンとしてい た。 「え・・・。 いや、それはないと思う。」 当たり前。否定した。 28/30 「なんで?」 園が、不思議そうな顔で聞いてきた。 でも、答えたくなかったから、 答えなかった。 「 「…はい、では、皆さん。 これから、宝探しゲ
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LINE CON LTE 63% 21:29 好きだから ページ数 へ移動 「いえーい!!」 「ルールは、私たちが隠した宝物を二人一組の ペアで、探してもらいます! 男女で組んでもら うので、1番最初に見つけたペアが、 カップル となります!」 委員長が、 にこにこ笑顔で説明をした。 二人、一組...。 川井さんとは、 違うクラスだから、ペアにはな らない。 昴君とが、 いい…。 心の底で、 そう願った。 「では、順番にくじをひいてもらいます!」
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þ LINE CON LTE 63% 21:30 好きだから ページ数 へ移動 順番にくじを引いた。 私は、1番。 「1番誰?」 誰かが言った。 私は、手をあげて、 「はい!」 と返事をした。 そのとき。 奇跡が起きた。 「オレも!」 と言って、私の前に現れたのは、昴君だった。 「す、 昴君! ?」 0
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LINE CON LTE 63% 21:30 好きだから ページ数 へ移動 「お! 利恵か! よろしくな!」 昴君は、眩しい笑顔でそう言ってくれた。 「はい、では、皆さん組めましたかー?」 委員長が、みんなに聞いた。 みんな、 組み終わ ったみたいだ。 ちなみに園は、 木野君と。 ドキドキが止まらなかった。 29/30 「はい、では、よーい・・・ スタート!」 委員長が、 笛を吹いたのと同時に、みんなが探 し始めた。 0
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CON LTE 63% 21:30 好きだから ページ数 へ移動 宝物は、1つしかない。 見つけられるかな…? 昴君と話しながら、 探した。 森の方へ入っていくと、キラキラと光るキーホ ルダーを見つけた。 「ん? なんだろ?」 拾うと、そこには、 「宝物」 とかいてあった。 「これだ! 良かった! 見つけられて!」 と言って、振り向くと、足元が滑って、崖から 落ちた。
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CON LTE 63% 21:30 好きだから ページ数 へ移動 「きゃあああっ!」 下まで落ちると、 昴君の声が聞こえた。 「大丈夫か!? 利恵!」 「う、うん…。なんとか。」 右足首を押さえながら、 言った。 ねんざしちゃったかも。 「そこから来れる?」 「う、うーん。来れないかも。」 「わかった!」
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CON LTE • 63% 21:31 好きだから ページ数 へ移動 それから、返事がないから、 助けを呼びに言っ てくれてるのかなと思っていたら、 ズザザザザッ。 何かが落ちてきた。 「きゃっ!?なに!?」 見ると、 昴君が、 立っていた。 「す、昴君!?」 崖を降りてきたから、少し、 傷がついている。 「ってて。」 昴君は、膝を押さえながら、 私を見て、 笑顔に なった。
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CON 好きだから LTE 63% 21:31 「大丈夫か!?」 「す、 昴君こそ、 どうして・・・。」 ページ数 へ移動 「心配だったから、 来たんだ。」 へへっと笑った。 その笑顔に、ホッとして、 ついポロッ。 涙がこぼれてきた。 「利恵 !? どこか痛いのか!?」 昴君は、焦っていた。 30/30 でも、私は、涙がおさまらない。 0
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CON LTE .. 63% [ 21:31 好きだから ページ数 へ移動 「ご、ごめんね!」 涙を拭いていると、 グラッ。 目まいがして、 昴君の方に倒れこんだ。 「ご、ごめ…つ」 「大丈夫か!?」 昴君と目があったそのとき。 昴君の顔が私に近 づいてきた。 「…..?」 私の唇に、昴君の唇が、 あたった。
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ON LTE n] 62% 21:33 改ページ 前ページと連結 完了 -次回予告- 突然、昴にキスをされた利恵! 次回、二人はどうなる!? それと、同時に、もう一人の恋が進んでい く。 それは誰!? 次回もドキドキ! お楽しみに♡ 31ページ
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玲夢ちゃーん❗
ありがとぉ~😭✨
本当の事を言っただけさ
(*`ω´*)ドヤッ
そんな!!
めちゃめちゃ嬉しい!
ありがとう😆💕✨
すごすぎて、なんかの本かと思ったぜ
そう言ってくれて、嬉しい🎵😍🎵